DIMLINEAR [長さ寸法]

長さ寸法を作成します。

BricsCAD Lite; BricsCAD Pro; BricsCAD Mechanical; BricsCAD BIM

アイコン:

エイリアス:DIMHORIZONTAL、DIMLIN、DIMROTATED、DIMVERTICAL、DLI

説明

水平、垂直、または回転させた長さ寸法を作成します。寸法は現在の寸法スタイルに基づいています。オプションを使い、寸法値の角度や内容を指定できます。

長さ寸法の作成方法

このコマンドでは、以下の2通りの方法で長さ寸法の作成を開始します。

  • 1番目の寸法補助線の原点
  • 図形を選択
1番目の寸法補助線の原点
最初の寸法補助線の1点を指定して、長さ寸法の作成を開始します。次に以下を行います。
2番目の寸法補助線の基点
2番目の寸法補助線の点を指定します。
寸法線の位置
寸法線の位置を指定します。寸法補助線に指定した2点が垂直または水平に揃っている場合、それぞれ垂直寸法または水平寸法を配置するように制限されます。寸法補助線に指定した2点が垂直または水平に揃っていない場合、カーソルをドラッグして垂直寸法または水平寸法を配置することができます。
その他のオプション: [角度(A)/文字(T)/水平(H)/垂直(V)/回転(R)]
  1. 1番目の寸法補助線の原点
  2. 2番目の寸法補助線の基点
  3. 寸法線の位置
  4. 水平寸法
  5. 垂直寸法
図形を選択
Enterキーを押して、長さ寸法の作成を開始します。次に以下を行います。
寸法入力する図形を選択
寸法を入力する線分、ポリラインセグメント、円弧、または円を選択します。線分を選択した場合、線分の端点が寸法補助線の起点として使用されます。円弧を選択した場合、円弧の端点が寸法補助線の起点として使用されます。円を選択した場合、円の四分円が寸法補助線の起点として使用されます。
追加オプション: [選択オプション (?)]
寸法線の位置
寸法線の位置を指定します。選択した図形の端点が垂直または水平に揃っている場合、それぞれ垂直寸法または水平寸法を配置するように制限されます。選択した図形の端点が垂直または水平に揃っていない場合、カーソルをドラッグして垂直寸法または水平寸法を配置することができます。
その他のオプション: [角度(A)/文字(T)/水平(H)/垂直(V)/回転(R)]
  1. 直線図形
  2. 円図形
  3. 円弧図形

DIMLINEARコマンドオプション

長さ寸法の作成を開始すると、以下のオプションを選択できます。

水平
図面に配置する寸法の位置を指定します。これにより、端点がどのように整列されているかに関わらず、水平寸法が作成されます。
垂直
図面に配置する寸法の位置を指定します。これにより、端点がどのように整列されているかに関わらず、垂直寸法が作成されます。
回転寸法
寸法の角度を指定します。次に以下を行います。
寸法線の位置
寸法線の位置を指定します。寸法は、デフォルト (垂直または水平) の位置から、指定された角度だけ回転します。
  1. 1番目の寸法補助線の原点
  2. 2番目の寸法補助線の基点
  3. 寸法線の位置
  4. 回転寸法
  5. 寸法線の角度
角度
寸法値の角度を指定します。設定値が0の場合、寸法値を寸法線に合わせます。それ以外の設定値は、現在のUCSのX軸に対して寸法値を回転させます。
文字
寸法値を入力して、寸法の測定された長さを含むデフォルトの寸法値を上書きします。寸法の測定された長さを山括弧 (<>) で囲み、他の寸法値と共に表示することができます。