INTERFERE [干渉チェック]

ACIS図形の2つのセット間の干渉ボリュームと領域を表示します。

BricsCAD Pro; BricsCAD Mechanical; BricsCAD BIM

アイコン:

エイリアス:INF

Note: このコマンドは、他のコマンドの実行中に割り込み実行を行えます。(‘interfereと入力します)

使用方法

1つまたは複数の3Dソリッドや2Dリージョンを指定して、1つ目(1)と2つ目(2)のACIS図形セットを指定します。

「すべて」ですべてのACIS図形をセットに入れておき、後で1番目のセットをチェックオプションを使い、それらを互いにチェックすることができます。こうすることで、2つの図形を作成せずに済みます。

1つ目のセットの図形が2つ目のセットの図形と比較され、干渉ボリューム(3)または領域の結果が、INTERFERELAYERシステム変数で定義された画層に作成されます。この画層はレジストリに保存され、「干渉」の初期値を持ちます。

Note: Proエディションでは、2つのセットのACISソリッド間の干渉ボリュームが表示され、オプションとして、交差するソリッドペアの共通部分から新しいACISソリッドが作成されて「Interferences」画層に配置されます。

コマンド終了後も干渉ソリッドは図面に残ります。

Note: INTERFERELAYERシステム変数で設定された画層上にある図形は、出力画層のみとみなされるため、図形選択時に受け入れられません。
Note: モデルまたは構造パネルで干渉図形を選択すると、選択した干渉図形と共に、元の図形がハイライト表示されます。

オプション

入れ子
ブロックや外部参照内部のACIS図形を選択します。
設定
ダイアログボックスが表示されます:
  1. 干渉ソリッドを作成:チェックマークを入れると、干渉領域またはボリュームから新しいソリッドを作成します。
  2. 画層:干渉図形を作成する画層を指定します。デフォルトは、INTERFERELAYERシステム変数に保存した画層です。この画層は出力画層のみと見なされるため、選択した図形の画層を選択しないでください。空の画層を選択するか、デフォルトの画層をそのまま使用することをお勧めします。
  3. :干渉図形の色を指定します。この色に合わせて干渉画層の色が変わります。
1番目のセットをチェック
最初のセットに2つ以上の図形が含まれている場合、図形の干渉をチェックして、それらの干渉図形を作成します。
Note: キャンセルボタンを押すと、コマンドを中断できます。