MLINE [マルチライン]
マルチラインを作成します。
アイコン:
エイリアス:ML
説明
各セグメントの始点と終点を指定して、複数の平行線とセグメントで1つのマルチライン図形を作成します。マルチラインは、カレントのマルチラインスタイルに基づきます。オプションを選択して、位置合わせや尺度を指定することもできます。
マルチラインの作成方法
このコマンドでは、以下の3通りの方法でマルチラインの作成を開始します。
- ラインの始点
- 最後の点
- フォロー
Enterキーを押してコマンドを終了するまで、セグメントを無制限に追加できます。
- ラインの始点
- 始点を指定してマルチラインの作成を開始します。次に以下を行います。
- 終点をセット
- マルチラインセグメントの終点を指定します。
- 最後の点
- 終点をセット
- マルチラインセグメントの終点を指定します。
- フォロー
- 線の長さ
- マルチラインセグメントの長さを指定します。前のセグメントと同じ角度で描線されるので、ポイントを選ぶと長さが決まります。
MLINEコマンドオプション
マルチラインの作成を開始すると、以下のオプションを選択できます。
- 位置合わせ
- 始点に対するマルチラインの位置合わせを指定します。
- 尺度変更
- マルチラインの全体的な尺度を指定します。
- スタイル
- MLSTYLEコマンドで定義される、マルチラインに使用するスタイルを指定します。このスタイルは、変数 CMLSTYLE に保存されます。
- ? で一覧表示
- 「?」と入力すると、図面で定義されているマルチラインスタイルが一覧表示されます。
- 角度
- X軸の正方向から反時計回りに計測されるマルチラインセグメントの角度を指定します。
- 線の長さ
- マルチラインセグメントの長さを指定します。
- 長さ
- マルチラインセグメントの長さを指定します。
- 線の角度
- X軸の正方向から反時計回りに計測されるマルチラインセグメントの角度を指定します。
- 元に戻す
- 最後のマルチラインセグメントを元に戻し、1つ前の始点から描線を続けます。
- 閉じる
- 最後のセグメントの終点から最初のセグメントの始点まで、マルチラインセグメントを自動的に描線します。