属性定義

属性定義ダイアログボックスでは、属性値のオプションを定義します。



  1. 属性オプション
  2. 属性フラグオプション
  3. 文字オプション
  4. 座標を挿入オプション

属性オプション

  • タグ

    属性の名前を指定します。これは、BricsCADが属性を識別するための名前です。最大255字までの文字、数字、句読点を使用できます。

  • プロンプト

    ユーザープロンプトを指定します。これは、後にその属性を図面に挿入する際に、コマンドプロンプトに表示されます。このフィールドは空欄のままでも構いません。BricsCADは、属性の挿入時にプロンプトとしてタグを使用します。

  • デフォルト

    デフォルト値を指定します。これは、<360> のように山括弧で表示されます。Enterを押して値を受け入れます。

    挿入フィールドアイコンをクリックして、フィールドに属性値を適用します。 (FIELDコマンドをご参照ください。)

属性フラグオプション

  • 非表示

    属性を非表示にします。表示もされず、印刷もされません。ただし、非表示属性はATTDISPコマンドで表示できます。

  • 定数

    変更できないデフォルト値を指定します。

  • 確認

    値をもう一度入力するように強制します。これは、値が正しく入力されているかどうかの確認に役立ちます。

  • プリセット

    プロンプト表示なしに属性が挿入されます。属性をは、後からATTEDITコマンドで変更できます。

  • 位置を固定
    • オン:ブロック参照内の属性の位置が固定されます。
    • オフ:固定されていない属性は、グリップ編集でブロックの他の部分と相対的に移動できます。
  • マルチテキスト
    • オン:複数行の入力が可能になります。
    • オフ:1行に制限されます。
    マルチラインボックスをオンにすると、淡色表示されたデフォルト テキストフィールドの横にボタンアイコンが表示されます。


    ボタンをクリックするとマルチライン文字を定義するために属性定義ダイアログボックスが一時的に非表示になります。プロンプト:

    MTEXTコマンドが起動します。属性のテキストを入力し、文字フォーマッティングツールバーのOKボタンをクリックして、属性定義ダイアログボックスに戻ります。

文字オプション

  • 文字スタイル

    属性文字の文字スタイルを指定します。図面に定義されているスタイルの中から選んでください。(STYLEコマンドで追加のテキストスタイルを作成することができます)。

  • 位置合わせ

    中心フィットなど、属性文字の位置合わせを指定します。

  • 高さを指定

    文字スタイルでオーバーライドされない限りにおいて、属性テキストの高さを指定します。値を入力するか、ボタンをクリックして図面上の2点を指定することもできます。最後のオプションは、ダイアログボックスを一時的に解除します。

  • 回転

    文字を回転させる場合の回転角を指定します。値を入力するか、ボタンをクリックして図面上の2点を指定することもできます。最後のオプションは、ダイアログボックスを一時的に解除します。

  • 異尺度対応
    属性文字の異尺度対応プロパティを設定します。
    Note: 選択したブロック属性でサポートされている注釈尺度は、プロパティパネルから変更できます。これは、所有するブロック参照が異尺度対応でない場合でも変更可能です。

座標を挿入オプション

  • 挿入基点を選択

    挿入位置をモデル上で直接指定します。

  • X/Y/Z

    属性の挿入基点の座標を指定します。