ドーナツを作図
ドーナツは、閉じた2つのセグメントの幅広ポリラインとして作成された、中身のある、塗り潰された円またはリングです。
ドーナツを作図する基本的な方法は、内径と外径を指定した後、中心を指定することです。内径が0の場合には、塗り潰した円が作成されます。
ドーナツは、以下のツールから実行できます:
- 作成メニュー
- 作成リボンパネル
一般的な手順
- DONUTコマンドを起動します。
プロンプト表示:ドーナツの内径 [2点 (2P)/3点 (3P)/接-接-半径 (TTR)] <0.5>:
- 以下のいずれかの操作を行います。
- 右クリックでカレントの内径を適用します。
- 新しい値を入力して、Enterキーを押します。
- 図面上で2点をクリックして、新しい内径を指定します。
プロンプト表示:ドーナツの外側の直径 <1>:
- 以下のいずれかの操作を行います。
- 右クリックで、カレントの外側の直径を適用します。
- 新しい値を入力して、Enterキーを押します。
- 図面上で2点をクリックして、新しい外径を指示します。
プロンプト表示: ドーナツの中心:
点を指定します。
プロンプト表示: ドーナツの中心:
- 以下のいずれかの操作を行います。
- 引き続きドーナツを作成します。
- 右クリックで終了します。
Note:
- FILLMODEシステム変数をオフにすると、ドーナツなどの塗り潰した図形はすべてアウトラインとして表示、印刷されます。
- カレントの内径および外径の値は、DONUTIDおよびDONUTODシステム変数を通じて保存されます。これらの値はセッション間では保存されません。BricsCADのセッションで初めてDONUTコマンドを起動したときには、DONUTID=0.5、DONUTOD=1となります。