座標寸法の作成

座標寸法は、原点または基点(現在の座標系(WCSまたはUCS)の原点)からの垂直方向の距離を示します。座標寸法は、X座標またはY座標と引出線で構成されています。X座標寸法はX軸に沿った距離を測定し、Y座標寸法はY軸に沿った距離を測定します。

座標点を選択すると、2つ目の点をドラッグした方向に応じて、その点がX座標なのかY座標なのかが自動的に検出されます。また、その座標ががX座標かY座標かを指定することもできます。座標寸法文字は、現在の寸法スタイルで指定されている文字の向きに関係なく、常に座標引出線に合わせて配置されます。

座標寸法を作成する

  1. 座標系の原点を、座標寸法の基準点に設定します。
  2. DIMORDINATE [座標寸法] コマンドを起動します。

    プロンプト表示:座標寸法の点を指定:

  3. 点を指定します。

    座標寸法が動的に表示されます。

    プロンプト表示:引出線の終点 [Xデータム/Yデータム/文字 (T)/角度 (A)]:

  4. クリックして座標寸法を配置します。