TIN簡略化

アルゴリズムは、各ポイントが個々のセルに含まれるように、ポイントを正方形のセルに分割します。最初のステップでは、入力ポイントファイルまたは点群内のポイントの順序に従って、最初のセルから最初のポイントが取得されます。

最初のポイントの周辺で、∆h(標高差)の条件充足が、隣接するすべてのポイントについてチェックされます。隣接するセル内のポイントを含め、特定の半径内のすべてのポイントは、隣接するポイントと見なされます。(下記の図を参照)

ユーザー定義のポイントよりも∆hの値が高いすべてのポイントが除外されると、最初のセルの次のポイントに対して説明されている手順が続行されます。その後、隣接するセル内のすべてのポイントに対してX座標方向に処理が続行され、最後のセルまで続行されます。

  1. 簡略化ステップの半径を入力
  2. 簡略化ステップの半径を入力

アルゴリズムは、簡略化ステップの半径を入力パラメーターの値を自動的に提案します。これは、指定された入力ポイントに基づいて境界ボックスを計算することによって行われます。次に、寸法∆xと∆y(長さと幅)のうち大きい方を取ります。得られた値の0.5%が計算され、四捨五入されて、ユーザーの提案値としてコマンドラインに表示されます。

セルサイズが大きいほど(例:簡略化ステップの半径を入力パラメータ)、最終的なTINサーフェスの精度が低下します。単純化されたTINネットワークの精度を高めるには、小さいセルサイズを入力する方が理にかなっています。