土木ポイントシンボルとラベルの理解
土木ポイントシンボルとラベルについて
図面内の各土木ポイントに固有のラベルとシンボルスタイルを割り当てることができます。ポイントラベルとシンボルスタイルは、基本ブロックであるシンボルブロック(1)とラベルブロック(2)で指定します。
下図に示すラベルブロックで指定される定義済みラベルスタイルには、以下の属性があります:
- ポイント数、ラベルブロックでは文字で定義されています:<番号>
- 高さ、文字で定義されています:。<標高>
- 完全な注釈、文字で定義されています:<完全な注釈>
ラベルブロックの属性は、文字(3)または属性定義(4)によって定義できます。(図 3 参照)後者の場合、<値>の欄に、希望する属性名を適切なコードで記述する必要があります。次の図では、属性定義を使用して、属性定義プロパティに< 完全な注釈>(5)と入力して完全な注釈属性を定義しています。
上記の方法の利点は、CADブロックを使って、よく知られた簡単な方法で独自のライブラリを作ることができることです。各ポイントまたはポイントグループに対して、シンボルブロック(1)およびからラベルブロック(2)ドロップダウンリスト(図1参照)から、適切なラベルまたはシンボルスタイルを選択できます。土木ポイントを設定して、ラベルやシンボルを含まないようにすることができます。これを行うには、シンボルブロックまたはラベルブロックのドロップダウンリストから <無し>オプションを選択します。
Note: ポイントシンボルブロックで<なし>が選択されている場合では、シンボルスタイルはPDMODE変数で設定されます。
シンボルとラベルの設定
選択したシンボルおよとラベルブロックに対して様々な設定を行うことができます。
- シンボル
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- シンボルブロックフィールドには、ブロックによって定義されるすべてのポイントシンボル(マーカー)のリストが表示されます。
- シンボルの回転パラメーターでは、ポイントシンボルの回転角度を指定します。
- シンボルサイズタイプパラメーターは、ポイントシンボルの尺度を定義します。以下のオプションが使用できます:
- 作図単位:ポイントシンボルの大きさはシンボルサイズパラメータで決定されます。
- 固定尺度:シンボルブロックの実際の寸法にシンボルサイズの値を乗じたものが採用されます。
- 絶対単位:ポイントのシンボルサイズはシンボルサイズパラメータとビューポートのカスタム尺度パラメータの積で指定されます。
- 画面に対して相対的:シンボルの大きさは、作図スクリーンサイズに対するユーザー指定のパーセンテージで決定されます。
- ラベル
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- ラベルブロックフィールドには、ブロックによって定義されるすべてのポイントシンボルのリストが表示されます。
- ラベル回転パラメーターは、ラベルブロックの回転角度を指定するために使用します。
- ラベル可読性角度パラメーターは角度を表し、その角度を超えるとポイントラベル文字が読み取り可能な角度に回転します。デフォルトでは、この角度は90度に設定されています。ラベルの回転角度が90度以上の場合、文字が180度回転し、図面上で読みやすい状態を保ちます。ラベル可読性反転パラメーターをオンにすると、ラベル可読性角度パラメーターがアクティブになります。
- ラベル方向参照パラメーターは、ユーザー定義座標系((UCS)またはツイストビュー上のポイントラベルの方向をコントロールします。ドロップダウンから表示を選択すると、回転ビューが設定されていても、レイアウトビューのポイントラベルは水平にアライメントされます。オブジェクト(Object)オプションを使用すると、ビューが変更されるとラベルもそれに従って回転します。