ステータスバー

ステータスバーを表示するには、以下のいずれかの操作を行います。

  • ドッキングされたツールバー、リボンパネルのアイコン、または空きスペースにカーソルを当て、右クリックしてコンテキストメニューからステータスバーを選択します。
  • キーボードショートカットのShift+F3を押します。

上記の操作でステータスバーの表示/非表示が切り替わります。

ステータスバーフィールドについて

1. ステータスバーフィールド

  • ソフトウェアの状態を表示します。
  • カーソルをステータスバーの各項目上に置くと、その項目の説明を表示します。
  • コマンドラインが非表示の時、コマンドプロンプト、ツールオプション、キーボードからの入力がステータスバーに表示されます。
  • ステータスバーの左をダブルクリックすると、コマンドラインの表示/非表示を切り替えることができます。

2. フィールドリストボタン

利用できるステータスバーフィールドのリストを表示するには、矢印()をクリックします。リスト内の項目をクリックすると、ステータスバーの対応するフィールドの表示が切り替わります:

カーソル座標値

現在のカーソル位置の座標を表示します。(COORDSシステム変数の値による)

  • フィールドをクリックすると、 座標の設定が切り替わります。

    項目は以下の通りです。 地理-相対-絶対-オフ

  • 右クリックでコンテキストメニューを表示しオプションを選択します。

カレント画層

カレントの画層の名前を表示します。

  • クリックすると画層設定が開きます。
  • 右クリックで、カレントの画層を選択することができます。
  • 右クリックをして、コンテキストメニューからプロパティを選択すると、画層設定が表示されます。

カレントの色

カレントの色を表示します。

  • クリックすると、 色を選択ダイアログボックスが開きます。
  • 右クリックして、コンテキストメニューから基本色を選択します。
  • 右クリックして色選択...を選択すると、色を選択ダイアログボックスで色を選択することができます。

カレントの線種

カレントの線種の名前が表示されます。

  • クリックすると、図面エクスプローラ - 線種ダイアログボックスが開きます。
  • 右クリックすると、コンテキストメニューでカレントの線種を選択できます。

カレントの文字スタイル

カレントの文字スタイルの名前を表示します。

  • クリックすると、図面エクスプローラ - 文字スタイルダイアログボックスが開きます。
  • 右クリックして、コンテキストメニューで現在の文字スタイルを選択します。

カレントの寸法スタイル

現在の寸法スタイルの名称を表示します。

  • クリックすると、図面エクスプローラ ‐ 寸法スタイル設定ダイアログボックスが開きます。
  • 右クリックをして、コンテキストメニューで現在の寸法スタイルを選択します。

カレントのワークスペース

カレントのワークスペースの名前を表示します。

  • クリックすると、コマンドラインでWSCURRENTシステム変数の値の設定が行えます。
  • 右クリックをして、コンテキストメニューからカレントのワークスペースを選択します。
  • コンテキストメニューからカスタマイズを選択すると、カスタマイズ - ワークスペースダイアログが開きます。

スナップ

SNAPMODEシステム変数の状態をコントロールします。

  • フィールドをクリックすると、SNAPMODE の オン/オフ が切り替わります。
  • 右クリックをして、コンテキストメニューの 設定を選択すると、スナップ/グリッドの設定を編集することができます。

グリッド

GRIDMODEシステム変数の状態をコントロールします。

  • クリックすると、現在のビューポートでのグリッドの表示が切り替わります。
  • 右クリックをして、コンテキストメニューの 設定を選択すると、スナップ/グリッドの設定を編集することができます。

直交

ORTHOMODEシステム変数の状態をコントロールします。直交モードをオンにすると、自動的に極トラックモードが無効になります。

  • クリックすると、直行のオン/オフが切り替わります。
  • 右クリックして、コンテキストメニューから 設定を選び、ORTHOMODEシステム変数を編集します。

極トラック

AUTOSNAPシステム変数の極トラックオプションを切り替えます。

  • クリックすると、極トラックのオン/オフが切り替わります。極トラックをオンにすると、直交モードが自動的に無効になります。
  • 右クリックして、コンテキストメニューの設定を選択し、極トラックの設定を編集します。

図形スナップ

OSMODEシステム変数の図形スナップオプションの状態を示します。

  • 図形スナップをクリックしてオン/オフを切り替えます。
  • 右クリックして、コンテキストメニューの設定を選択し、図形スナップ設定を編集します。

スナップトラック

AUTOSNAPシステム変数のスナップトラックオプションの状態を示します。

  • クリックすると、スナップトラックのオン/オフが切り替わります。
  • 右クリックして、コンテキストメニューから設定を選択すると、スナップトラックの設定を編集することができます。

線の太さ

LWDISPLAYシステム変数の状態をコントロールします。

  • 線の太さをクリックして、オン/オフの表示を切り替えます。
  • 右クリックして設定を選択し、 線の太さ設定の編集を行います。

ペーパー空間/モデル空間

モデル空間とペーパー空間の選択が可能です。

  • モデル空間で作業しているときは、フィールドが読み込まれます。

    タイル (=タイル状のビューポートを持つモデル空間)。

    クリックすると、最後に開いたペーパー空間レイアウトに切り替わります。

    右クリックしてペーパー空間レイアウトを選択します。

  • レイアウト空間が表示されている場合、下記の二通りで切り替えることができます。

    M:レイアウト: フローティングビューポートを持つモデル空間

    または

    P:レイアウト: ペーパー空間

    クリックすると、フローティングビューポートでペーパー空間とモデル空間が切り替わります。

  • モデル空間とペーパー空間の切り替えは、右クリックをして選択します。
    • ペーパー空間:ペーパー空間に切り替えます。
    • モデル空間:フローティングビューポートをモデル空間に切り替えます。
    • モデル:タイルビューポートをモデル空間に切り替えます。
    • レイアウト:選択したペーパー空間レイアウトを切り替えます。

注釈尺度

CANNOSCALEシステム変数(=カレントの注釈尺度)の値を表示します。コンテキストメニューを表示するには右クリックをします:

  • リスト内の注釈尺度を選択します。
  • カスタム:SCALELISTEDITコマンドを起動します。
  • 外部参照尺度を非表示:カレント図面の注釈尺度のみを一覧表示します。

自動尺度変更

ANNOAUTOSCALEシステム変数の状態を示します。オンの場合、注釈図形は現在の注釈尺度と同期します。ANNOAUTOSCALEのオン/オフを切り替えるには、フィールドをクリックします。

タブレット

作図タブレットの使用を初期化します。

ビューポートロック(VPLOCK)

現在のビューポートまたは選択したビューポート(複数可)の 表示ロックプロパティの状態を表示します。VPLOCKフィールドをクリックすると、プロパティのオン/オフ が切り替わります。

VPLOCKフィールドは、1つ以上のペーパー空間ビューポートが選択されている場合、またはビューポートがアクティブな場合(フローティングビューポートを持つモデル空間)にのみ表示されます。

ダイナミックUCS(DUCS)

UCSDETECTシステム変数の状態をコントロールします。

  • クリックすると、UCSDETECTシステム変数のオン/オフ が切り替わります。
  • 右クリックして、コンテキストメニューから対応する図形タイプを選択します。
    • 3Dソリッド面:3Dソリッドの面とリージョン。
    • 他の図形:2D線形図形

ダイナミック入力(DYN)

DYNMODEシステム変数の状態をコントロールします。

  • クリックすると、ダイナミック寸法のオン/オフ表示が切り替わります。
  • 右クリックして、コンテキストメニューの設定を選び、ダイナミック寸法の設定を編集します。

クワッド

QUADDISPLAYシステム変数の状態をコントロールします。

  • クリックすると、クワッドのオン/オフ表示が切り替わります。
  • 右クリックでコンテキストメニューを表示しオプションを選択します。
    • マウス操作時にクワッドを表示
    • 選択時にクワッドを表示
    • 右クリック時にクワッドを表示
    • 図形選択時はポインタ上のクワッドは非表示
    • オン/オフ
    • クワッドアイテムをカスタマイズ... カスタマイズ/クワッドのダイアログボックスが表示されます。
    • 設定... 設定のダイアログボックスが表示されます。

ロールオーバーヒント(RT)

ROLLOVERTIPSシステム変数の値をコントロールします。

  • クリックしてロールオーバーヒントの表示/非表示を切り替えます。
  • 右クリックして、コンテキストメニューからカスタマイズ...を選択すると、カスタマイズ/プロパティのダイアログボックスが開きます。ここでは、各図形のロールオーバーヒントに表示するプロパティを定義できます。

ホットキーアシスタント(HKA)

HOTKEYASSISTANTシステム変数の値を示します。オンの場合、画面下のアシスタントウィジェットには、Ctrlキーを押すことで利用できるオプションが表示されます。

  • クリックすると、HKAウィジェットのオン/オフ表示が切り替わります。
  • コンテキストメニューを表示するには右クリックをします:
    • オンまたはオフで、HKAウィジェットの表示を設定します。
    • 構成ホットキーアシスタントの設定ダイアログが表示されます。HOTKEYASSISTANT = ONのときに、HKAウィジェットを表示させたいコマンドを選択します。

ロックユーザーインターフェース(LOCKUI)

ツールバーやドッキング可能なパネルの位置やサイズを固定することができます。

  • クリックすると、ロックのオン/オフ表示が切り替わります。
  • コンテキストメニューを表示するには右クリックをします。
    • ロックするUIアイテムをツールバー、パネル、またはその両方から選択します。
    • 設定... を選択して、 設定ダイアログボックスでLOCKUIシステム変数の値を設定します。

GIS座標系

カレントのGIS座標系の名称を表示します。

トレイアイコン項目

(未実装)ステータスバーフィールドにテキストの代わりにアイコンを表示します。