図形のミラー

MIRRORコマンドは、選択セットのミラーコピーを作成します。選択図形は、2点を指定して定義した対称軸に沿ってミラーされます。元の図形を削除するか保持するかを選択できます。

MIRROR3Dコマンドは、選択した図形のミラーコピーを3D空間に作成します。この場合、3点を指定してミラー平面を作成するか、既存の2D平面図形を選択するか、現在のUCSのXY、YZ、XZ平面に平行にするか、または現在のビューを使って位置合わせするか、いずれかを選択してミラーします。元の図形を削除するか保持するかを選択できます。

Note: テキストがMIRRORコマンドによってミラーされるかどうかは、MIRRTEXTシステム変数によって制御されます。

ラインに沿った図形のミラー



  1. MIRRORコマンドを起動します。

    プロンプト表示:ミラーする図形を選択 [選択オプション (?)]:

  2. 図形を選択します。

    セット内の図形: 1

    プロンプト表示:ミラーする図形を選択 [選択オプション (?)]:

  3. さらに図形を選択するか、Enterキーを押して選択を終了します。

    プロンプト表示:ミラー軸の1点目:

  4. 点を指定します。

    選択図形は動いて回転します。

    プロンプト表示:ミラー軸の終点:

  5. 点を指定します。

    選択図形はミラーされます。

    プロンプト表示:元の図形を削除しますか?[はい-図形を削除します (Y)/いいえ-図形を保持します (N)] <いいえ-図形を保持します (N)>:

  6. 元の図形を削除するか保持するかを選択します。

平面に沿った図形のミラー



  1. MIRROR3Dコマンドを起動します。

    プロンプト表示:ミラーする図形を選択 [選択オプション (?)]:

  2. 図形を選択します。

    セット内の図形: 1

    プロンプト表示:ミラーする図形を選択 [選択オプション (?)]:

  3. さらに図形を選択するか、Enterキーを押して選択を終了します。

    プロンプト表示:ミラーする平面を定義 [図形 (E)/最後 (L)/ビュー (V)/Z軸/X-Y平面/Y-Z平面/Z-X平面/3点] <3点>:

  4. Enterキーを押して、ミラー平面を定義する[3点] を受け入れます。

    プロンプト表示:面の1点目:

  5. 点を指定します。

    プロンプト表示:面の2点目:

  6. 点を指定します。

    プロンプト表示:面の3点目:

  7. 点を指定します。

    プロンプト表示:元の図形を削除しますか?[はい-図形を削除します (Y)/いいえ-図形を保持します (N)] <いいえ-図形を保持します (N)>:

  8. 元の図形を削除するか保持するかを選択します。