数式における演算と関数

演算子

操作 文字 説明
加法 + 数値の合計を生成します。
減法 - 2つの数値を減算します。
乗法 * 数値を乗算します。
除法 / 2つの数値を除算します。
累乗法 ^ 与えられた数値の指数値を計算します。
剰余演算子 % 別の数値の除算後に余りを与えます

例えば、5/2は1の余りを残すので、5%2=1となります。

数式

優先順位に関する一般的な数学規則に従い式の値が求められます。

  1. 括弧内の式は最も内側のセットが最初になります。
  2. 標準的な演算順序:
    • 1. 指数
    • 2. 乗法と除法
    • 3. 加法と減法
  3. 優先順位が同じ演算子は左から右へ処理されます。

以下の関数を式で使用することができます。

関数 構文
余弦 cos (式)
正弦 sin (式)
正接 tan (式)
逆余弦 acos (式)
逆正弦 asin (式)
逆正接 atan (式)
双曲線余弦 cosh (式)
双曲線正弦 sinh (式)
双曲線正接 tanh (式)
逆双曲線余弦 acosh (式)
逆双曲線正弦 asinh (式)
逆双曲線正接 atanh (式)
平方根 sqrt (式)
符号関数(-1,0,1) sign (式)
整数に四捨五入 round (式)
小数点以下を切り捨て trunc (式)
切り捨て floor (式)
切り上げ ceil (式)
絶対値 abs (式)
最大値を持つ配列要素 max(数式1;数式2) 1
最小値を持つ配列要素 min(数式1;数式2) 1
度数をラジアンに変換 d2r (式)
ラジアンを度数に変換 r2d (式)
対数、ベースe ln (式)
対数、ベース 10 log (式)
指数、ベースe exp (式)
指数, 底10 exp10(式)
べき関数 pow(数式1;数式2) 1
ランダム小数、0-1 ランダム

(1) 区切り文字には、ご使用のシステムで規定されているカンマ( , )やセミコロン( ; )を使用してください。

Note:
  • 定数Pi=3.14...e=2.72...は数式の中で使うことができます。定数名は、パラメータ名や拘束名として使用することはできません。
  • CLEANUNUSEDVARIABLESコマンドを使い、拘束式で使用されていないパラメータや寸法にリンクされていないパラメータを名前削除(パージ)することができます。