抑制機能

抑制機能は、図面内の図形セットを一時的に抑制します。条件が0に等しい場合は、すべての図形が表示され、そうでない場合は非表示になります。

抑制された図形は、特別なフリーズ画層に内部的に配置されます。これにより、軌道、ズーム、パン操作を高速化し、オブジェクト選択のパフォーマンスを向上させ、複雑な図面の再生成時間を短縮できます。抑制された図形は、マスプロパティの計算(生成された図面ビューと部品表)からも除外されます。抑制機能の条件パラメータにパラメータ駆動式を使用して、パラメータコンポーネントのさまざまな設計バリエーションを作成します。

抑制機能の作成

SUPPRESSコマンドを実行します。

抑制機能の管理

メカニカルブラウザパネルで抑制機能を選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示します。

選択可能なオプション：

  • 抑制：図形セットを抑制します。
    • 抑制アイコン()は、抑制された状態を示します。
    • このオプションが抑制解除と表示されます。
  • 抑制解除：図形セットを抑制解除します。
    • 抑制解除アイコン()は、抑制が解除された状態を示します。
    • このオプションがSuppressと表示されます。

  • 解体：抑制機能を削除します。

  • 選択を編集：選択範囲から図形を追加/削除できます。

    選択したすべてがハイライトされます。

    • 追加する図形を選択します。
    • Shift+選択(Shiftを押したまま選択)で削除する図形を選択できます。
    • 編集を終了するには右クリックをします。
  • ズーム：選択した図形にズームします。

    選択セットを作成するには：

    • 抑制機能をクリックして、すべての図形を選択します。
    • 抑制機能を展開し、図形を選択してクリックします。
    • Ctrl+クリックで、選択範囲内の図形を追加/削除します。
  • 選択：抑制機能のすべての図形を選択します。

抑制機能の条件を設定

抑制機能の式条件を設定できます。カレントの式の値に応じて、図形は自動的に抑制または抑制解除されます。

メカニカルブラウザパネルで、次の操作を行います。

  1. 抑制機能を選択します(名前で検索するには、[検索]フィールドを使用します)。
  2. プロパティグリッドの条件フィールドに式を入力します。

パラメータおよび拘束パネル：

  1. 抑制機能と同じ名前のパラメータを検索します(名前で検索するには[検索]フィールドを使用します)。
  2. 式列に式を入力します。