レンダリングの設定

RENDERPRESETS コマンドはダイアログボックスでレンダリングのプリセットの作成、編集、設定を行います。

レンダリングの環境設定

  1. [設定] ダイアログボックスを開きます。
  2. プログラムオプションの下の レンダリング設定カテゴリを開きます。

カレントのマテリアル

新しい図形のマテリアルを指定します。デフォルト(ByLayer)ではGlobalの素材が使用されます。

照明単位

  • 0:照明単位は使用しません。汎用照明を有効にします。
  • 1:米国照明単位(フットキャンドル)を有効にします。
  • 2:国際照明単位(ルクス)を有効にします。

ウェブライトは、LIGHTINGUNITSシステム変数を 1 または 2 に設定している場合のみ作成することができます。

デフォルトの照明

ビュー方向の遠距離光源です。この設定は、ビューポートごとに異なる場合があります。

  • 0:他のライトがオンになっていない場合にデフォルトの照明を使用します。
  • 1:図面内で定義された光源の代わりにデフォルトの照明を使用します。

コントラスト

アンビエント光源強度の尺度係数を指定します。-10から10までの値が指定可能です。-10を指定すると最大のアンビエント光源強度となります。10を指定するとアンビエント光源無しとなります。

輝度

光源強度の尺度係数を指定します。-10から10までの値が指定可能です。初期値は0(スケーリングなし)です。負の値は光源強度を減少させ、正の値は光源強度を増加させます。この設定は、ビューポートごとに異なる場合があります。

ハードウエアを使用したレンダリング

ハードウェアレンダリングが失敗した場合は、[ソフトウエアのみ使用 (遅い)] を選択します。設定変更後にBricsCADの再起動が必要になる場合があります。

実物の尺度

マテリアルのレンダリングにおける実体尺度単位をコントロールします。

空の状態

レンダリング時に、空のイルミネーションを計算するかどうかを指定します。まだ実装されていません

テクスチャーマップパス

テクスチャーマップイメージの検索パスを定義します。BricsCAD のプログラムフォルダ内には、Texturesの下に 3 つのサブフォルダがあり、それぞれに同名のテクスチャファイルがいくつか入っています。フォルダイメージは1. 256 x 256ピクセルのフォルダ、 2. 512 x 512ピクセルのフォルダ、 3. 1024 x 1024ピクセルののフォルダです。マテリアルのDiffuse map設定が画像名のみ(パスではない)を使用している場合、ユーザー設定のTextureMapPathをフォルダ1、2、3に設定することで、レンダリング画像の品質をコントロールすることができます。

タイルモードの光源同期

すべてのモデル空間ビューポート内の照明の同期をコントロールします。 (内部使用専用)