BIMPATCHを使った細部装飾

Note: BIMPATCHは、ジオメトリの一部を切り取り、ブロック参照に置換します。この切断作業では、3Dモデルにリンクさせた図形データが失われます。そのため、V21.2からは、このコマンドは使用できなくなりました。

コマンド

BIMPATCH

概要

この手順では、窓と壁の接続部に器具と防湿材を追加します。この窓と壁の接続部を細部装飾します。


手順:窓の接続部を細部装飾する

  1. 断面図を開きます。
  2. ビューポートをダブルクリックしてモデル空間に移動するか、またはステータスバーでビューポートモードを切り替えます。


  3. モデル空間でBIMPATCHコマンドを起動します。
  4. 矩形を細部装飾の上に作成し、Enterキーを押します。


  5. 断面オブジェクトの上にカーソルを合わせ、クワッドからインプレイス参照編集を起動します。


  6. メニューが表示されるので、パッチを選択して(1)、OKをクリック(2)します。


  7. 窓と壁の接合部に必要な細部装飾を作成します。防湿材を追加します。


  8. REFCLOSEコマンドの保存オプションでインプレイス参照編集セッションで行った変更を保存します。
  9. ペーパー空間に戻ります。窓の接続部分の細部装飾が決まりました。ここで、3Dモデルの窓を左に移動させると、パッチを作った細部装飾が移動していくのがわかります。


    Note: もし、パッチを作らずに断面図のモデル空間に防湿材を追加していた場合、防湿材は細部装飾の一部としてはみなされません。窓を動かしても、防湿材は以前に作成したのと同じ位置のままになります。