カウントモードと最大レベル

階層部品表では、次の2つのカウントモードがサポートされています。
  • すべてのインスタンスをカウント

    アセンブリ全体のサブアセンブリとパーツの総数。

  • 親コンポーネントのインスタンスをカウント

    親コンポーネント内のサブアセンブリとパーツの総数。親コンポーネントはルートコンポーネントと見なされます。

たとえば、メインの三脚アセンブリには3つの三脚フットアセンブリが含まれています。三脚フットアセンブリの各インスタンスには、1つのボンドアセンブリと1つのチューブアセンブリが含まれています。

カウントモードすべてのインスタンスをカウントに設定されている場合、結果は次のようになります。

# 部品 数量
1 三脚アセンブリ 1
1.1 三脚フットアセンブリ 3
1.1.1 ボンドアセンブリ 3
1.1.2 チューブアセンブリ 3

カウントモード親コンポーネントのインスタンスをカウントに設定されている場合、結果は次のようになります。

# 部品 数量
1 三脚アセンブリ 1
1.1 三脚フットアセンブリ 3
1.1.1 ボンドアセンブリ 1
1.1.2 チューブアセンブリ 1

カウントモードのデフォルトは、親コンポーネントのインスタンスをカウントです。カウントモードは、部品表マネージャーまたはBMBOMコマンドで変更できます。

Note: BricsCAD V20.2以前のバージョンは、すべての階層部品表のデフォルトで、すべてのインスタンスをカウントが使用されていました。このような部品表がBricsCAD V20.2以降で更新されると、デフォルトのモードは、親コンポーネントのインスタンスをカウントに設定されます。これにより、一部の部品で数量が異なる場合があります。必要に応じて、部品表マネージャーでカウントモードを手動で設定し直して下さい。

デフォルトでは、階層部品表にはモデルのすべてのレベルが表示されます。最大レベルプロパティを使用して、階層部品表を特定のレベルに制限できます。最大レベルを設定すると、そのレベルまでの部品のみが含まれます。たとえば、最大レベル = 2の場合、トップレベルコンポーネントに直接含まれる最上位コンポーネントとサブコンポーネントのみがリストされます。