ソリッドモデリング

BricsCAD Mechanical には、押し出しや差など従来の3Dモデリングツールをはじめとするソリッドモデリングのための豊富なツールセットが用意されています。さらに、プッシュ/プル、面を複写、強力な3D拘束などの直感的なダイレクト編集ツールを使い、3D部品の形状や大きさを調整することができます。

3Dソリッドツールは、メカニカル ワークスペースリボンの [ソリッド] タブにあります:

Figure 1. ソリッド
Table 1. ソリッドモデリング
ツール/ツールセット 説明
押し出し スケッチから3Dソリッドを作成します。
回転
ロフト
スイープ
厚み付け
ツールセット:
直方体、円柱、円錐、角錐、くさび、球、円、トーラス
下地のスケッチがなくても、直接3Dソリッドを作成することができます。
プッシュ/プル 3Dソリッドを編集します。(面やエッジへの適用)
移動
2D回転
面を複写
フィレット
面取り
シェル 3Dソリッドの編集
スライス
ブールツールセット:
和、差、交差、分離
尺度
ミラー
配列
削除 3Dソリッド全体、およびフィーチャー(フィレットや穴など)を形成する面のセットに適用できます。
監査 読み込まれたジオメトリのエラーを見つけて修正します。
簡略化 3Dソリッドのスプライン面から正準面(平面、円筒、円錐、球、トーラス)を自動的に認識することができます。これは、3D拘束を適用する前に必要となることもあります。
ステッチ ぴったりくっついた境界を形成する接触面や領域を、1つの3Dソリッドにつなぎ合わせることができます。
変形ツールセット:
ツイスト、ポイントを移動、エッジを移動、曲線を変形
3Dソリッドを一様に変形させることができます。
スマート選択 3Dソリッドの面やエッジを、長さ、面積、滑らかさなど、特定の幾何学的・位相的基準に基づいて選択することができます。
パラメトリック化 3Dソリッドの面やエッジに3D拘束を加え、位置合わせやサイズ変更を行うことができます。3Dパーツをパラメトリック化します。
設計意図 平行、垂直、同軸、接線などの幾何学的な3D拘束を自動的に適用します。
Note: BricsCADは履歴なしのモデラーであり、フィーチャー間の親子関係の構築や、パラメータ変更時のジオメトリの再生成は行いません。3D拘束を利用して、あらゆる3Dパーツ(読み込んだものも含む)に本格的なパラメトリックコントロールを埋め込むことができます。