コマンド: CHANGE
変更コマンドは、ブロックの挿入基点や文字の方向を変更します。
このコマンドの プロパティ オプションでも画層、線種、線種尺度、線の太さなどを変更できますが、 BricsCADのプロパティバー の方が便利です。
文字を変更
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コマンドバーに change と入力し、Enterを押します。
プロンプト表示: 変更する図形を選択: -
文字図形を選択、右クリックまたはEnterを押します。
プロンプト表示: 点を変更 [図形 (E)/プロパティ... (P)]: -
デフォルトオプションを承認する場合は右クリックまたはEnterを押します。
プロンプト表示:文字の新しい点, または Enter=変更無し:
最初の文字図形がカーソルにアタッチします。 -
文字の挿入点を新たに指定するか、カレントの位置を保持する場合はEnterを押すか右クリックします。
プロンプト表示:新規文字スタイル : <current style> -
高さを新たに入力するか、カレントの高さを保持する場合はEnterを押すか右クリックします。
プロンプト表示:新規の高さ : <current height> -
角度を新たに入力するか、カレントの角度を保持する場合はEnterを押すか右クリックします。
プロンプト表示:新しい回転角度 : <current angle> -
文字を新たに入力するか、カレントの文字を保持する場合はEnterを押すか右クリックします。
プロンプト表示:新しい文字 : <current text> -
新しい文字を入力するか、カレントの文字を保持するには右クリックします。
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(オプション) 複数の文字図形がステップ 2で選択された場合、ステップ 3からステップ 8がそれぞれの文字に対して繰り返されます。
註 |
変更コマンドはマルチテキスト(Mtext)図形の変更はできません。 |
ブロックの再配置
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コマンドバーに change と入力し、Enterを押します。
プロンプト表示: 変更する図形を選択: -
図形を選択、右クリックしEnterを押します。
プロンプト表示: 点を変更 [図形 (E)/プロパティ... (P)]:<Change point> -
デフォルトオプションを承認する場合は右クリックまたはEnterを押します。
プロンプト表示:ブロックの新しいポイント、または変更しない場合はEnter:
最初の文字図形がカーソルにアタッチします。 -
新しい挿入ポイントを指定するか、右クリックしてカレントの向きを受け入れます。
プロンプト表示:新しい回転角度 <current angle> -
以下のいずれかを実行してください:
- カレントの回転角度を受け入れるため右クリックします。
- コマンドバーに新しい回転角度を入力しEnterを押します。
- クリックすると、新しい回転角度をグラフィカルに指定することができます。
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(オプション) ステップ 2で複数ブロックを選択すると、ステップ 3から 5が各ブロックに対し繰り返されます。