Color コマンドは、ダイアログボックスでカレントの色を指定します。
-Color コマンドは、コマンドバーでカレントの色を設定します。
図形の色は表示・印刷の色を決定します。新しく作成する図形は、現在の色で作図されます。
255のインデックスカラーの中から選択して設定する、もしくは1600万色以上のトゥルーカラーで定義して設定します。
インデックスカラー
インデックスカラーは8ビットカラー値を使用し、画面上でのピクセルの色を256色まで指定できます。
それぞれのインデックスカラーには1から255までの固有の番号がついています。
インデックスカラーのうち、7つの標準色は名前でも指定可能です。
red赤(1)、yellow黄(2)、green緑(3)、cyan水色(4)、blue青(5)、magentaマジェンタ(6)、white/black白黒(7)。
インデックスカラー7は黒が背景の場合は白、また白が背景の場合は黒で表示され、必ず黒で印刷されます。
BYLAYERとBYBLOCKに設定されている図形は、属する画層またはブロックに設定された色になります。
BYLAYER は色番号 256 で BYBLOCK は色番号 0 で指定できます。
BYLAYERやBYBLOCKは、色指定可能なコマンドすべてで指定することができます。
BYLAYER色:
図形の色がBYLAYER の場合、図形の存在する画層の色を使用します。 そのため、画層の色の設定を変更すると、その画層に属するすべての図形の色が変更されます。
BYBLOCK色:
図形の色がBYBLOCK の場合、インデックスカラー 7 (背景色によって黒か白)になります。
ブロック定義に含まれている場合は、BYBLOCK色を持つ図形はそのブロックの色が適用されます。
註:印刷時は使用されている カラーテーブル (CTB)または、 スタイルテーブル (STB)に依存します。 カラーテーブル(CTB)またはスタイルテーブル(STB)定義ファイルで 色 設定が オブジェクトの色を使用に設定されている場合は、図形の色のとおり印刷されます。
インデックスカラーダイアログボックス
- 色 10~249
- 色 1~9
- 色 250~255
- カレントの色
- 色番号フィールド
- 色 ByBlock ボタン
- 色 ByLayer ボタン
トゥルーカラー
トゥルーカラーは24ビット値を使用する画面上ピクセルの仕様色です。16,777,216色まで表現可能です。
1ピクセルの色合いを定義するために使用されるビット数は、 ビット深度 です。 トゥルーカラーは 24ビットカラー とも呼ばれます。 新しいカラーディスプレイシステムでは32ビットカラーモードを提供するものもあります。 アルファチャンネルと呼ばれる追加領域は、コントロールや特殊効果情報のために使用されます。
トゥルーカラーはRGBのカラー定義(Red、Green、Blue)を使用します。 これらの各パラメータは、0から255までの範囲を持っています。 ブラック用のRGB定義は、白用のRGB定義が(255,255,255)が(0,0,0)です。
補足 |
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トゥルーカラーダイアログ
- 色選択パネル
- カラーピッカー
- 明るさ調節スライダー
- カレントの色
- カラーパラメーター
現在の図形の色設定
- カスタマイズダイアログを開くには、以下のいずれかを実行します:
- (オプション) インデックスカラー を選択するには、以下の操作のうちいずれかを実行します。
- 色タイルをクリックします。
- 色番号フィールドの色番号を入力します。
- (オプション) トゥルーカラーを定義するには、選択したカラーダイアログのトゥルーカラータブを選択し、以下の操作のうちいずれかを実行します。
- 色選択ペイン内をクリックします。
- カラーパラメーターで数値を入力して色を設定します。
- OK ボタンをクリックして確定します。