コマンド:SupportFolder、TemplateFolder
BricsCADでは、各ユーザーの設定は特定のフォルダーに保存されています。これらはLocal rootフォルダーとRoamable rootフォルダーと呼ばれています。
ローカルルートフォルダ (Windowsのみ) の中にテンプレートフォルダがあり、図面のテンプレートが保存されます。
Roamable rootフォルダの中にサブフォルダがあります。:
- PlotConfig : 印刷設定ファイル(.pc3)が保存される場所です。
- PlotStyles:印刷スタイルテーブルファイル(* .STB)とプロットカラーテーブルファイル(* .ctb)が保存される場所です。
- Support : ハッチングパターンファイル( .pat), 線種ファイル( .lin), エイリアスファイル ( .pgp), ユニットファイル ( .unt), カスタマイズ・ユーザーインターフェース・ファイル(.cui)等が保存されます。
- テンプレート: (MacとLinux のみ) 図面テンプレートが保存されます。
プラットホーム |
ローカル / ローミング可能・ルートフォルダ |
サブフォルダー |
ウィンドウ |
C:\ Users \ユーザー[ユーザー名] \AppData \Local\ Bricsys\ Bricscad\ V [バージョン] \ en_US |
\Templates |
C:\ Users \ユーザー[ユーザー名] \AppData \Local\ Bricsys\ Bricscad\ V [バージョン] \ en_US |
\PlotConfig \PlotStyles \Support |
|
マクロ |
C:\ Users \[ユーザー名] \AppData \Local\ Bricsys\ Bricscad\ V [バージョン] \ ja_JP |
/PlotConfig /PlotStyles /Support /Templates |
Linux |
/home/ [ユーザー名] / Bricsys/ Bricscad/ V [バージョン] / en_US |
/PlotConfig /PlotStyles /Support /Templates |
BricsCADユーザーファイルマネージャー
ソフトウェアの更新を行うと、更新後に初めてBricsCADを起動させるときに UserDataCache フォルダ(C:\Program Files\Bricsys\BricsCAD\UserDataCache)の内容が、カレントユーザーの Local root フォルダおよび Roamable root フォルダの内容と比較されます。もしこうしたフォルダ内のファイルをすでにカスタマイズしている場合、あるいは UserDataCache フォルダ内で対応するファイルがより最新のものの場合、 BricsCAD user file manage r が起動し、元のファイルを維持するのか、それとも新しいバージョンに書き換えるのか訊かれます。
-
以下のいずれかを実行してください:
- ファイルリスト内のファイルを選択し、上書きしたり、ファイルを保つためにいいえボタンをクリックしないようにはいボタンをクリックしてください。
- リスト内の各ファイルに対して、この手順を繰り返します。
- すべてはいボタンをクリックして、全てのファイルをBricsCADの新しいファイルに更新します。
- コピーを停止をクリックします。元のファイルを保持します。
-
コピーしなかったファイルがあった場合、確認が表示されます。
-
以下のいずれかを実行してください:
- これらのファイルの一つを後で更新したい場合、 はい ボタンをクリックします。
この場合、この手順は次回BricsCADを起動した時に再スタートされます。 - いいえ:次回のBricscad起動時には確認を表示しません。
- これらのファイルの一つを後で更新したい場合、 はい ボタンをクリックします。