BricsCADはACIS図形で動作する高度で使いやすい機能を提供します。以下のような機能があります:
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押出し ( dmExtrude)と 回転 ( dmRevolve)コマンドを360006618694-Revolve輪郭や360006763393-DmRevolveカーブ、ソリッドのエッジに適用し、ソリッドとサーフェスのジオメトリを作成します。
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既存のソリッドとサーフェスジオメトリに対してフィレット( dmFillet) や面取り( dmChamfer) を行います。
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フィレットや面取りを変更 (dmPushPull)、削除 ( Erase) します。
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ソリッドやサーフェスのダイレクトでインタラクティブな操作は、プッシュプル(dmPushPull)、移動(dmMove)を使用し、回転(dmRotate)などの操作を行います。
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ソリッドの面に取り付けられた2D輪郭がプッシュまたはプルされる際に合わせて体積も作成、削除されます。
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エッジを削除することでサーフェスの穴を削除します ( Erase)。
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穴、ポケット、押し出し、リブ、およびこれらを組み合わせなどの凹凸形状を削除 (Erase) する、同じ3Dソリッド内または別の3Dソリッドにコピー ( dmCopyFaces) します。
これらの操作はすべてインタラクティブに実行されます。:操作の中間結果は、マウスの動きによって定義されるユーザー入力に従って動的に表示されます。
DELOBJ (図形の消去) システム変数の数値に従って、定義図形は保持されるか消去される、あるいはユーザーに対して元の図形を保持するか消去するよう指示されます。(下表を参照)
値[Value] |
結果 |
0 |
定義図形を保持 |
1 |
プロファイル図形を消去;パスを保持、曲線を誘導する |
2つ(2) |
すべての定義図形を削除 |
-1 |
プロファイル図形の消去、パスの保持、曲線の誘導を指示する |
-2 |
すべての定義図形の消去を指示する |
ダイレクト編集の主要機能は設計意図の保存です。設計意図は、ユーザーにより明確に指定される3D寸法/幾何拘束で表現されます( 3D拘束をご覧下さい)。フェースやエッジに加えられた3D寸法拘束(距離、半径、角度)によりソリッドモデルをコントロールできます。モデルの異なる設定や尺度は寸法拘束のパラメーターを変更することによりシンプルに実行できます。幾何拘束(一致、正接、平行やその他)ではこれらの変更がモデルにどのように影響するか定義することができますが、全ての幾何拘束を手入力で導入する必要はありません。BricsCADがこうした幾何拘束のほとんどを自動で認識して(設計意図を参照)、予想結果を提供できるからです。
ダイレクト編集機能のもう一つの特長は、 クワッドカーソルメニューに簡単に適用できることです。このツール自体は現在選択している図形に対して利用可能な操作を一式提供しています。それと同時にクワッドカーソルメニューに適用させると、コピーやブーリアン和集合、減算などの基本的なソリッド編集操作も利用することができます。
ダイレクトモデリング操作は、BricsCADで作成されたものかインポートされたものかを問わず、すべてのACIS 立体ジオメトリに適用され、 SOLIDEDITのような通常の立体モデリング操作と組み合わせることができます。