コマンド: POINT
点には大きさがないため、1ピクセルは画面上(ほぼ)正確に描画されます。ただ複雑な図面においては特に、ほとんど目で見ることはできません。そのため、ドット以外の表示スタイルの中から選択して図面に表示させることができます。
点の表示スタイルは点表示モード (PDMODE) 設定によって選択します。
点表示スタイルのサイズは点表示サイズ (PDSIZE)設定によってコントロールされます。
点の表示の設定を定義する
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設定ダイアログを開きます。
- 作図設定カテゴリで、図形作成サブカテゴリを開きます。
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点設定グループを開き、さらに点表示モード設定を開きます。
点表示モード
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点表示モードを設定:
- 点位置マーカー のスタイルを選択: 点 、 無し 、 X 、 |
- 円 または 正方形を選択追加します。
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点表示サイズを設定します。
- 相対:0(ゼロ)を入力すると、点表示は画面の5%になります。
- 絶対:作図ユニットに点表示スタイルのサイズを入力します。
- [設定]ダイアログを閉じます。
註:ドットを作成したい場合、点ではなく、内径がゼロの ドーナツを使用します。
点を作画する
- 以下のいずれかを実行します。
- 作成ツールバー上の 点 ツールボタン(
)をクリックします。
- 作成メニューの 点 を選択します。
- コマンドバーに point と入力しEnterを押します。
プロンプト表示:設定/マルチ/<Location of point>:
プロンプトメニュー表示:
- 作成ツールバー上の 点 ツールボタン(
- 点の位置を指定します。
点が作成されます。
註:点表示サイズ 設定が0(ゼロ)のとき、画面ズームで表示サイズが変更された後に 再作図コマンドを使用すると、点のサイズを画面の5%にサイズ変更できます。