プロパティパネルに、デフォルトのプロパティまたは選択図形のプロパティを表示します。
コマンドへのアクセス
コマンド入力 : properties
エイリアス:ch
pr
props
mo
ddchprop
ddmodify
キーボード:Ctrl+1
Ctrl+Shift+P
メニューバー:表示 | プロパティ
修正 | プロパティ管理
ツールバー:標準 |
: properties
様々なプロパティをパレット内に表示します。
- 図形が選択されていない場合は、次の内容が表示されます。
標準 - カレント図形プロパティ設定
ビュー - カレントのビュー設定と表示スタイル
その他 - カレントの注釈尺度とデフォルトの照明状態
- 図形を1つ選択すると、次の内容が表示されます。
標準 - 図形のプロパティ
3D画像 - 図形のマテリアル
形状 - 図形のジオメトリ - 2つ以上の図形が選択されている場合、選択した図形に共通のプロパティが表示されます。プロパティが異なる場合は、パネルには*varies*と表示されます。
コマンドオプション
オプション |
説明 |
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選択した図形の数を表示します。クリックすると、カレントの選択セットの各図形種類の数を表示します。 リストから図形種類を選択すると、共通のプロパティを確認することができます。 |
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プロパティとクイック選択モードを切り替えます。(Qselectコマンドもご参照ください。) |
![]() |
このチェックボックスにチェックマークが付いている場合、プロパティパネルにカーソルを置くと、値がプレビューされます。 |
標準 |
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色 |
カレントの色を表示、選択図形の色を変更できます。
詳しくは、Colorコマンドを参照してください。 |
画層 |
カレントの画層名を示します。選択図形の画層を変更するには:
詳しくは、Layerコマンドを参照してください。 |
線種 |
カレントの線種を表示します。選択図形の線種を変更するには:
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線種尺度 |
カレントの線種尺度係数を示します。 線種尺度を変更するには、新しい値を入力します。LtScaleシステム変数を参照してください。 |
印刷スタイル |
カレントの印刷設定を表示します。選択図形の印刷スタイルを変更するには、ドロップリストをクリックして別の名前を選択します。 このプロパティは、図面で印刷スタイルが有効になっている場合にのみ使用できます。詳しくはPlotStyleコマンドを参照してください。 |
線の太さ |
カレントの線の太さを表示します。選択図形の線の太さを変更するには、ドロップリストをクリックして別の幅を選択します。 詳しくは、LWeightコマンドを参照してください。 |
透過性 |
カレントの透過性レベルを表示します。透過性を変更するには、ドロップリストをクリックし、設定を選択します。
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ハイパーリンク |
カレントのハイパーリンクを表示します。選択図形のハイパーリンクを変更するには:
詳しくは、Hyperlinkコマンドを参照してください。 |
履歴 |
選択した図形の履歴を表示して、以前の状態を復元できます。 フィールドをクリックすると、履歴リストが表示されます。
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厚さ |
カレントの図形厚さを示します。選択図形の厚さを変更するには、新しい値を入力します。 詳しくは、Elevコマンドを参照してください。 |
ハンドル |
DWGデータベースで図形が認識される16進数の値を表示します。読み取り専用であるため、変更することはできません。 |
3D画像 |
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マテリアル |
選択図形のカレントのマテリアル定義を表示します。変更するには、フィールドをクリックし、ドロップダウンリストから材料を選択します。 マテリアル定義を管理するにはMaterialsコマンドを参照してください。 |
ビュー |
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カメラ |
カメラ位置のカレントの位置を表示し編集します。詳細は、Cameraコマンドを参照してください。 |
目標 |
カメラの目標位置のカレントの位置を表示し編集します。詳細は、ターゲットコマンドを参照してください。 |
パース |
システム変数PERPECTIVEのカレントの値を表示します。パースビューモードのオン/オフを切り替えます。 |
レンズの長さ |
システム変数LELSLENGTHのカレントの値を表示します。システム変数LELSLENGTHの値を編集します。 |
ビューのフィールド |
カレントのビュー角度を表示します。カメラビューの角度を編集します。この値を編集すると、システム変数LELSLENGTHの値が変更されます。 |
高さ、幅 |
カレントのビューの寸法を作図単位でレポートします。編集することはできません。これらの値は、ビューのフィールドプロパティの変更に合わせて変更されます。 |
クリッピング |
ビューのクリッピングのオン/オフを切り替えます。クリッピングがオンの場合、前方クリップ面の前と後部のクリップ面の背後にあるビューの一部が非表示になります。 |
正面、背面 |
前方クリップ面と後面のクリップ面の位置を指定します。クリッピングプロパティがオンの場合にのみ使用できます。 |
表示スタイル |
カレントの表示スタイルを表示し、別の表示スタイルを選択できます。 表示スタイルの編集および作成については、VisualStylesコマンドを参照してください。 |
その他 |
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注釈尺度 |
システム変数CANNOSCALEのカレントの値を表示し、図面で定義されているリストから別の値を選択できます((詳細は、ScaleListEditおよび-ScaleListEditコマンドを参照してください)。 |
デフォルトの照明 |
デフォルトの照明ステータスのオン/オフを切り替えます。
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選択した図形によって、それ以外のプロパティが表示される場合があります。
手順
関連コマンド
Area - 図形の面積、円周、周長を計測します。
AttEdit - 属性値とプロパティを編集します。
AttRedef - ブロックを再定義し、関連属性を更新します。
AttSync - 指定されたブロック定義のすべてのブロック参照における属性定義を同期させます。
BattMan - ブロック定義の属性を管理します。
Dist - 2Dや3D図形の2点間の距離を計測し表示します。
EAttEdit - 属性値とプロパティを編集します。
Id - 選択した箇所のX、Y、Z座標を表示します。
Layer - 画層に印刷スタイルを割り当てます。
List - 面積等、図形のパラメータをコマンドラインに表示します。
MassProp - ソリッドモデルやリージョンのプロパティを表示します。
PropertiesClose - プロパティパネルを閉じます。
SetByLayer - 選択図形のプロパティオーバーライドをByLayerに設定します。
-SetByLayer - 選択図形のプロパティオーバーライドをByLayerに設定します。
-ToolPanel - コマンドラインから、プロパティパネル、リボン、シートセットパネルなどのツールパネルの表示をコントロールします。