色のテーマ
COLORTHEMEシステム変数は、BricsCADのアプリケーションウィンドウのカラーテーマをコントロールします。
COLORTHEME = 0:ダークカラーテーマ
COLORTHEME = 1:ライトカラーテーマ
カラーテーマの設定
以下のいずれかを実行してください:
- コマンドラインにcolorthemeと入力し、その後1でオン(ON)又は0でオフ(OFF)を選択します。
- ツールバーまたはリボンパネル上で右クリックし、コンテキストメニューでダークインタフェースを選択してください。
BricsCADのアプリケーションウィンドウの理解
BricsCAD アプリケーションウィンドウのコンポーネント:
- メニューバー
- ツールバー(ドッキング状態)
- ドキュメント タブ
- 作図ウィンドウ
- 作図ビューポート
- モデル・レイアウト(ウィンドウ)タブ
- UCS アイコン
- ルックフロム表示
- プロンプトメニュー
- ツールバー(フローティング状態)
- パネルタブ
- プロパティパネル(ドッキング可能なパネルを参照してください)
- コマンドライン
- コマンド候補リスト
- ステータスバー(S)
- Ribbon [リボン]
リボンの表示
以下のいずれかを実行してください:
- Ribbon コマンドを実行します。
- レイアウトまたは図面タブエリアの空いたスペースを右クリックし、コンテキストメニューのリボンを選択します。
リボンの非表示
以下のいずれかを実行してください:
- RibbonClose コマンドを実行します。
- レイアウトまたは図面タブエリアの空いたスペースを右クリックし、コンテキストメニューのリボンを選択します。
ドキュメントタブの操作
ドキュメントタブには、次が可能になります。
- 図面を簡単に切り替えることができます。
- ドラッグ&ドロップでタブの表示順を変更できます。
タブを閉じるときは右端のX をクリックします。
右コンテキストメニューを表示するには、ドキュメントタブをクリックしてください:
項目 |
説明 |
Close [閉じる] |
現在の図面を閉じます。 (CLOSE コマンド) |
左のタブを閉じる |
現在の図面の左側にある図面を閉じます。 |
これ以外を全て閉じる |
カレントの図面以外の全ての図面を閉じます。 |
全て閉じる |
全ての図面を閉じます。 ( WCLOSEALL コマンド) |
開く[開く] |
図面を開く ダイアログを表示します。 (OPEN コマンド) |
New [新規] |
新規図面を作成ダイアログが表示されます。(NEW コマンド) |
保存します。 |
現在の図面を保存します。 (SAVE コマンド) |
全て保存 |
全ての図面を保存します。 ( SAVEALL コマンド) |
名前を付けて保存(SA) |
SAVEAS コマンドが実行されます。 |
位置(P) |
ドキュメントタブの表示位置を選択します。 |
タブの複写 |
名前を付けて保存 ダイアログが表示します。現在の図面を開いたまま、別名で保存し、新規タブで開きます。 |
最後のセッションを復元 |
BricsCADの前回起動時のタブ状態を復元します。図面が移動、削除されていた場合は復元しません。 |
フォルダを開く |
現在の図面の場所を開きます。 |
重ねて表示(C) |
現在開いている図面のウィンドウを重ねて表示します。 ( WCASCADE コマンド) |
水平タイル |
現在開いている図面のウィンドウを上下に並べて表示します。 ( WHTILE コマンド) |
垂直タイル |
現在開いている図面のウィンドウを左右に並べて表示します。 ( WVTILE コマンド) |
ドキュメントタブの表示と位置は、ユーザー環境ごとにコントロールします。設定ダイアログからプログラムオプション / 表示 / ドキュメントタブを選択します。
- ShowDocTabs:ドキュメントタブの表示をコントロールします。(既定 = オン)
- DocTabPosition::キュメントタブの位置を画面の上下左右で設定します。(既定 = 上)
- SaveOnDocSwitch:別のドキュメントタブをクリックすると、図面が自動的に保存されます。
( デフォルト = オフ)
コマンドウィンドウの表示状態のコントロール
以下のいずれかを実行してください:
- 表示 ビュー メニューで コマンドバー を選択します。
- 固定されたツールバーにカーソルを移動し、右クリックしてコンテキストメニューでコマンドラインを選択します。
- ステータスバー左側のステータスフィールドをダブルクリックします。
コマンドウィンドウ の表示と非表示が切り替わります。
- 閉じるボタン
- コマンドラインを動かすにはマウスの左ボタンを長押しします。
- コマンド履歴一覧 フィールド: コマンド履歴を表示します。このフィールドの内容は、コマンド編集フィールドにコピーすることができます。
-
コマンド編集フィールド
システム変数AUTOCOMPLETEMODEの有効フラグが設定されている場合、入力したコマンドエントリが自動的に入力されます。
現在の文字列を含むすべてのコマンドやシステム変数、ユーザプリファレンスが提案リストに表示されます。
次のいずれかの操作を行います:- 現時点で完了済みのコマンドを表示している場合はEnterを押します。
- 提案リストでコマンドを選択します。
オートコンプリートオプション:
-
コマンド履歴スクロールボタン
補足
- ドッキング位置、下または上に応じて、上端または下端をドラッグして、ドッキングされたコマンドラインの高さを変更できます。
- 浮動コマンドラインのサイズを変更するには、エッジの1つをドラッグしてください。
- キーボードの上矢印キーと下矢印キーを使用して、コマンド履歴を参照できます。
- コマンドラインが閉じているとき:
- コマンドオプションとキーボードのエントリは、ステータスバーに表示されます。
- コマンド履歴ウィンドウを切り替えるには、F2ファンクションキーを押します。
- CLIPROMPTLINESシステム変数は、グラフィックスウィンドウの下部に表示するコマンド履歴行の数を設定します。この機能を無効にするには、CLIPROMPTLINES = 0に設定します。
コマンドバープロパティの設定
チュートリアル:BricsCAD のコマンドプロンプトをカスタマイズ
ここをクリック して視聴する
- 設定 ダイアログの表示
-
プログラムオプション / 操作法の設定 / コマンドラインを表示します。
ステータスバーの表示/非表示
以下のいずれかを実行してください:
- 表示 ビューメニューで ステータスバー を選択します。
- キーボードショートカットのShift + F3 を押します。
上記の操作でステータスバーの表示/非表示をコントロールします。
ステータスバーの詳細
1. ステータスバーフィールド:
- ソフトウェアの状態を表示します。
- カーソルをメニューやツールバーの上に置くと、その下にあるメニューやツールバーの説明を表示します。
- コマンドバーが非表示の時、コマンドのオプションやキーボードからの入力がステータスバーに表示されます。
- ダブルクリックでコマンドラインの表示/非表示を切り替えることができます。
2. フィールドリストボタン:
利用できるステータスバーフィールドのリストを表示するには、矢印()をクリックしてくださいリスト内の項目をクリックすると、ステータスバーの対応するフィールドの表示が切り替わります。
カーソル座標値 :現在のカーソルの位置座標を表示します。 (COORDS 変数に依存します。)
- クリックで 座標 設定の切り替えが行えます。シーケンスは 地理 、 相対 、 絶対、オフです。
- 右クリックでコンテキストメニューを表示しオプションを選択します。
カレント画層 :現在の画層名を表示します。
- クリックすると画層設定が開きます。
- 右クリックして、コンテキストメニューでカレントの画層を選択します。
- 右クリックして、コンテキストメニューから プロパティを選択すると、図面エクスプローラ - 画層が開きます。
カレントの色 :現在の色を表示します。
- クリックすると色選択ダイアログが開きます。
- 右クリックして基本色を選択することができます。
- 右クリックして 色選択... を選択すると、 色の選択 が行えます。
カレントの線種 :現在の線種名を表示します。
- クリックすると 線種設定 が開きます。
- 右クリックで、現在の線種を選択することができます。
- 右クリックして、コンテキストメニューから プロパティを選択すると、図面エクスプローラ - 線種が開きます。
カレントの文字スタイル:現在の文字スタイル名が表示されます。
- クリックすると 文字スタイル設定 が開きます。
- 右クリックで、カレントの文字スタイルを選択することができます。
- 右クリックして、コンテキストメニューから プロパティを選択すると、図面エクスプローラ - 文字スタイルが開きます。
カレントの寸法スタイル :現在の寸法スタイル名が表示されます。
- クリックすると寸法設定ダイアログが開きます。
- 右クリックで、カレントの寸法スタイルを選択することができます。
- 右クリックして、コンテキストメニューからプロパティを選択すると、 図面エクスプローラ - 寸法スタイルが開きます。
カレントのワークスペース:カレントのワークスペースを表示します。
- クリックしてコマンドラインの WSCURRENT システム変数の値の設定が行えます。
- 右クリックで、現在のワークスペースを選択することができます。
- コンテキストメニューから カスタマイズ を選択すると、 カスタマイズ - ワークスペース ダイアログが開きます。
スナップ:SNAPMODEシステム変数を切り替えます。
-
スナップ オン (
)/ オフ(
)をクリックして切り替えます。
- 右クリックし、 設定を選択するとスナップとグリッドの設定が行えます。
グリッド:GRIDMODEシステム変数を切り替えます。
- カレントのビューポートの表示を切り替えるには、グリッドのオン(
)/オフ(
)をクリックします。
- 右クリックし、 設定を選択するとスナップとグリッドの設定が行えます。
直交モード:システム変数ORTHOMODEを切り替えます。直交モードをオンにすると、極トラッキングが自動的に無効になります。
- クリックで直交モードのオン(
) / オフ(
)を切り替えます。
- 右クリックして 設定 を選択し、 スナップトラック設定の編集を行います。
極トラック:AUTOSNAPシステム変数の極トラッキングオプションを切り替えます。
-
極トラック をクリックして オン (
)/ オフ(
)を切り替えます。
極トラック をオン にすると自動的に 直交モードはオフになります。 -
右クリックして 設定を選択すると、 極トラッキング設定の編集が行えます。
図形スナップ:OSMODEシステム変数のすべてのスナップをオフオプションの有効/無効を切り替えます。
-
図形スナップ をクリックして オン (
)/ オフ(
)を切り替えます。
- 右クリックし、 設定 を選択することでスナップとグリッドの設定が行えます。
スナップトラック: AUTOSNAP システム変数の図形スナップのトラッキングオプションの有効/無効を切り替えます。
-
スナップトラック をクリックして オン (
)/ オフ(
)を切り替えます。
- 右クリックし、設定を選択することでスナップとグリッドの設定が行えます。
線の太さ(LWT):LWDISPLAYシステム変数を切り替えます。
-
線の太さ をクリックして、 オン (
)または オフ (
)の表示を切り替えます。
- 右クリックして設定を選択し、 スナップトラック設定の編集を行います。
ペーパー/モデル:モデル空間とペーパー空間の間で選択することができます。
- モデル空間が開かれている場合: タイル(=タイルビューポートを持つモデル空間)
クリックすると、最後に開いたペーパー空間レイアウトに切り替わります。
右クリックしてペーパー空間レイアウトを選択します。
-
レイアウトで作業する場合のフィールド
M:レイアウト:フローティングビューポートのモデル空間
または
P:レイアウト:ペーパー空間
フローティングビューポートを持つペーパー空間とモデル空間を切り替えるには、クリックしてください。
右クリックして、次の項目を選択します。
- ペーパー空間:ペーパー空間に切り替えます。
- モデル空間:フローティングビューポートをモデル空間に切り替えます。
- モデル:タイルビューポートをモデル空間に切り替えます。
- レイアウト: 選択したペーパー空間レイアウトを切り替えます。
注釈尺度:システム変数の値 CANNOSCALE(=現在の注釈尺度)を表示します。右クリックして次の操作を行います:
- リスト内の注釈尺度を選択します。
- ScaleListEdit コマンドを起動するには カスタムを選択してください。
- 現在の図面のみの注釈尺度を一覧表示するには、外部参照尺度を非表示オプションをオンにしてください。
オートスケール:クリックしてANNOAUTOSCALEシステム変数を切り替えます。
タブレット:タブレットで作図の使用を初期化します。
ビューポートロック(VPLOCK):現在のビューポートまたは選択したビューポートのロック状態を表示します。VPLOCKフィールドをクリックして、表示ロックプロパティを切り替えます。VPLOCKフィールドは、1 つまたは複数のペーパー空間ビューポートが選択されているとき、またはビューポートがアクティブなとき (浮動ビューポートのあるモデル空間)にのみ表示されます。
ダイナミックUCS(DUCS)
- クリックして、UCSDETECTシステム変数のオン(
) / オフ(
)を切り替えます。
- サポートする図形の種類を選択するには右クリックします:
ダイナミック入力 (DYN) : DYNMODE システム変数のオプションを 一時的にオフに切り替えます。
- クリックして、ダイナミック寸法のオン(
) / オフ(
)を切り替えます。
- 右クリックで設定を選択すると、スナップとグリッドの設定が行えます。
クワッド:QUADDISPLAYシステム変数のスイッチオフオプションを切り替えます。
- クリックしてクワッドのオン(
)またはオフ(
)での表示を切り替えます。
- 右クリックで、コンテキストメニューを表示しオプションを選択します。
- 右クリックで設定を選択すると、 スナップトラック設定の編集が行えます。
ロールオーバーヒント:(RT)ROLLOVERTIPSのシステム変数を切り替えます。
- クリックしてロールオーバーヒントの表示と非表示を切り替えます。
- ロールオーバーヒントのオプション表示を選択して右クリックします。: カーソル上の図形でロールオーバーを表示またはロールオーバーヒント無し
ホットキーアシスタント(HKA):システム変数 HHOTKEYASSISTANTを切り替えます。オンにした場合、Ctrlキーを押すと画面下部のアシスタントウィジェットに利用可能なオプションが表示されます。
- クリックで、ヒントウィジェットの表示と非表示を切り替えます。
- コンテキストメニューを表示するには右クリックします:
- ヒントウィジェットの表示を設定するには、オンまたはオフをクリックします。
-
設定をクリックして、ホットキーアシスタントの設定ダイアログボックスを表示します。
HOTKEYASSISTANT = ON のときにHKAウィジェットを表示するコマンドを選択します。
ユーザインタフェースをロック (LOCKUI):ツールバーとドッキング可能パネルの位置とサイズをロックできます。Ctrlを押してオーバーライドします。
ロックを切り替えるには、LOCKUIフィールドをクリックします。Ctrlを押してオーバーライドします。
影響を受けるユーザインタフェース要素は、LOCKUIシステム変数を使用してコントロールされます。
GIS座標系:カレントの座標系GISの名前を表示します。
スクロールバーの表示/非表示
スクロールバーの表示と非表示を切り替えるには:
- (オプション)SHIFTキーを押しながら、F4ファンクションキーを押します。
- (オプション) 表示 メニューで スクロールバー
を選択します。 - (オプション)コマンドバーにscrollbarと入力します。次のいずれかを行います:
- コマンドバーに off と入力、または コンテキストメニューで オフ を選択します。
- コマンドバーに on と入力、またはコンテキストメニューで オン を選択します。
- コマンドバーに T と入力、または、 コンテキストメニューの トグル を選択します。
註 |
- TOOLPANEL コマンドを使い、コマンドラインからツールパネルを表示または非表示にしたり、各種表示を切り替えることができます。 |
選択したユーザーインターフェース要素の表示 / 非表示
CLEANSCREENONおよびCLEANSCREENOFFコマンドを使うと、選択したユーザーインターフェース要素の表示または非表示を一括して行えます。
CLEANSCREENOPTIONSシステム変数で、これらのコマンドが影響を与えるユーザーインターフェース要素を指定できます。
Ctrl+0 キーボードショートカットは、ユーザインタフェース要素の表示を切り替えます。AZERTYキーボードの場合:
- テンキーは使用しないでください。
- 数字キーを押すときは、Shiftキーを押さないでください。