BricsCADのLISP対OtherLISP
私の以前の記事(パート1 とパート2)を読んでいれば、BricsCADが、あなたとあなたの会社が何十年にもわたって信頼してきたLISPツールを完全にサポートしていることを知っているはずです。 のLISPツールをサポートしていることを知っています。 これで、BricsCADへの移行、つまり自分の環境と標準を移行する準備が整いました。 考慮すべき項目は何ですか?
この議論のために、私たちはLISPのカスタマイズに焦点を合わせていて、メニューやカスタムユーザーインターフェース(CUI)の修正には焦点を合わせていません。 ただし、メニューを変更する前に、最初の1週間程度はデフォルトのBricsCADインターフェイスを使用することをお勧めします。 デフォルト のBricscadのインタフェースを使用することをお勧めします。私にとっては、「他の」環境よりもBricsCADの標準レイアウトとコマンドアクセスのほうが実際には好ましいことに気づきました。 すべてのコマンドが配置されている場所を見つければ、他のCADのようにツールメニューの表示を切り替える必要はありませんでした。
ちなみに…2、3レベルのメニューを選ぶのではなく、マウス以外の手でショートカットコマンドを入力したい場合は、本当に「オールドスクール」だと知っているでしょう。 BricsCADを使用するにつれて、キーボードショートカットには頼らないようになります。 合理化されたユーザーインターフェースとクワッドカーソルは、実際にタイプするよりメニューを使いやすくします。 試してみれば、あなたもそれを気に入るはずです。
ほとんど違いがない
移行を開始する準備が整ったら、BricsCADのLISPとOtherLISPの違いはほとんどありません。 コードがロードされて実行され、機能は同じです。 アプリを「移植」する際の主な違いは、いくつかの小さなセットアップ手順、コマンドライン構造、そしておそらくファイルの場所です。 まず始めに、BricsCADで既存のプログラムの設定と起動を見直しましょう。
Acad.lsp または Acaddoc.lspを使いプログラムを自動起動する場合、名前を変更するか、これらのファイルを結合してon_start.lspという名前の 1 つのファイルにする必要があります。 この機能を有効にするには、設定 / プログラムオプション / システムでオプションを切り替えます。
私はこのオプションを常に有効にしておくことを好みます。
BricsCADの設定パネルについて
ここで少し時間を取り、BricsCADのオプション/設定メニューに慣れておくことをお勧めします。 作業を開始するにつれ、「他の」CAD環境にもあればよかったのに思う設定やオプションがたくさん見つかるでしょう。 BricsCADへようこそ!
設定ダイアログの次のステップとして、設定 / プログラムオプション / ファイルで、[ファイル サーチ パス] にフォルダサポートを追加します。
原則として、絶対に必要でない限り、私は決してパスをハードコーディングしません。 私が使用するサポートパスは通常、上記の方法で追加するか、現在のプロジェクトフォルダより 1 つ下位に配置します。 一般的に、コマンドを実行して先へ進む前に、以下に示すような方法で、「findfile」関数を使いファイルが存在することを検証します。
(if (findfile “custom-code.lsp”) (load “custom-code”))
実際、これは on_start.lsp ファイル内で関数をデマンドロードするために使用したメソッドの1つです:
(defun c:my-function () ; これはコマンドを定義します
(findfile "custom-code.lsp")。ファイルが存在するかどうかを確認します
("custom-code"をロードします)。Trueの場合、起動します
(アラート“Custom-code not in Support Path!”); 真ではない場合、警告を出します。
); end If ステートメント
); end 関数
コマンド defun (DEfine FUNction) は、 on_start.lspファイル内の関数と同じ名前です。この関数は、呼び出し関数が起動されると再定義します。 このことは、LISPがいかにダイナミックであるか示されているように、このメソッドを使用するもう一つの理由です。
BricsCADへの移行の利点を活用...
エンジニアリング ワークフローの実行中、通常は無数のメンテナンス項目をリストにまとめますが、この作業をつい先に延ばしてしまいがちです。 新しいCAD環境への移行は、 これらの更新の幾つかを行い、 ドキュメント標準を更新するよい機会となります。 私が今まで移行を手伝ってきたほぼすべての顧客は、古いスタイルのハードコーディングされたパス、8.3構文のファイル名、古い画層命名規則等、基準内の禁止事項に対処する必要があります。 このシリーズで先へ進むに従い、ユーザー設定やデフォルトの更新を簡単に行えるように LISPコード外に格納するため私が用いる方法についても触れていきます。 それでは次回まで、ハッピー コーディング!