ライブラリパネルの使用
概要
ライブラリパネルは、お使いのBIMブロックを取り出しやすいように格納したり、ライブラリブロックに素早くアクセスしたりすることができます。ライブラリには任意のCADモデルを追加できます。また、名前やカテゴリーをフルカスタマイズして、検索しやすくすることもできます。ライブラリブロックは、ドラッグ＆ドロップで図面に挿入することができます。不要になったアイテムを削除して、ライブラリを整理することができます。
ライブラリパネルの内容
ライブラリパネルの内容は、オプションメニューから制御できます。
ブロックライブラリの検索
検索フィールドに検索文字列を入力します。
現在のカテゴリーで一致するライブラリブロックのみが表示されます。
3DモデルにBIM窓を挿入
この手法は、ライブラリパネルのほとんどのブロックに用いることができます。
ブロックライブラリのすべての窓とドアはパラメトリックです。挿入時または挿入後に寸法を編集することができます (プロパティパネルで編集)。
- ライブラリパネルの窓カテゴリータイルをクリックします。
- パネルに表示される窓サムネイルをクリックします。
- モデル空間で壁にカーソルを合わせ、目的の位置に配置されたらクリックします。
注: また、平面ビューモードで窓やドアを挿入することもできます。平面ビューモードの詳細については、 階選択バーに関する記事を参照してください。 - ダイナミック寸法(DYN)がオンになっている場合は、DYNフィールド(1)に寸法を入力して窓の位置を設定します。Tabキーを押して、DYNフィールドを循環させます。DYNフィールドが赤になるのは、距離がロックされていることを示します。
- Enterを押します。窓が挿入されます。
- (オプション) 作成後に窓の寸法を調整するには、プロパティパネルに移動します。下方にスクロールしてパラメータセクションで必要に応じてパラメータを変更します。
- (オプション) 窓の作成後に位置を調整できます。窓を選択し、寸法線をクリックして寸法を編集します(2)。
注: 窓などでは、減算部分を含むソリッドをコピーや移動など操作している間、赤いプレビューで表示されるので、影響するソリッドを確認しながら配置できます。
BIMブロックの操作
Bricsys BIMライブラリのすべてのブロックのコンポーネント種類プロパティの値は、BIMブロックです。これらのブロックは通常のブロックと同様に動作します。
CONVERTCOMPONENTSTOBLOCKSコマンドを使用して、メカニカルコンポーネント (非推奨) をBIMブロックに変換します。
BEDITコマンドを実行してBIMブロックを編集し、BLOCKREPLACEコマンドを実行して置き換えます。
BIMブロックを作成するには、BIMCLASSIFYコマンドを使い図面オプションを選択し、CREATELIBRARYBLOCKコマンドを実行してコンポーネントライブラリに追加します。
ライブラリブロックの作成
- 新しいブロックのジオメトリを含む図面を開くか作成します。
- ライブラリパネルを開きます。
- 以下のいずれかの操作を行います：
- ホームアイコン(
)をクリックします。これにより、目的のカテゴリを選択したり、新しいカテゴリを作成することができます。
- カテゴリ サムネイルをクリックします。
新しいアイテムは、選択したカテゴリまたは選択したカテゴリのサブカテゴリに作成されます。
- 追加ボタン(
)をクリックするか、CREATELIBRARYBLOCKコマンドを実行します。ライブラリにブロックを追加ダイアログボックスが開きます。
- 図形を選択するか、図面全体オプションを選択します。
- ブロックの名前を入力します。
- (オプション) 新しいカテゴリー名を入力するか、リストからカテゴリーを選択します。
- (オプション) オプション表示をクリックして、ブロック作成オプションを設定します。
- 作成ボタンをクリックします。
- ホームアイコン(
ユーザライブラリブロックの管理
- グリッド表示画面で、ブロックアイコンにカーソルを合わせます。
- メニューアイコン(...)をクリックします。
- (オプション) ファイルを開くアイコン(1)をクリックして、ブロックファイルを開きます。
ファイルを編集して、変更を保存してください。
- (オプション) 削除アイコン(2)をクリックして、ブロックファイルを削除します。
はいをクリックして確定します。