サムネイル

サムネイルは、対応する部品の3Dジオメトリから生成された、部品表に含まれる部品のプレビュー画像です。サムネイル付きの部品表をレイアウトまたはモデル空間に追加すると、それらの画像は添付ファイルとして保存されるため、アタッチメントパネルを使用して操作できます。ドキュメントが保存されない限り、それらの画像は一時フォルダーにあることに注意してください。これらは、ドキュメントが保存されるときにのみ、指定されたフォルダー(通常は図面のフォルダー内の bom_thumbnails という名前)に移動されます。
部品表にサムネイルを追加するには、サムネイル列を追加し、必要に応じてサムネイルのプロパティを調整します。次のプロパティを調整できます。
- パス –ドキュメントの保存後に画像が保存されるフォルダー
- ビュータイプ – カメラの向き。オプションは、ウィジェットオプションからの検索に対応しています。
- 表示スタイル – 部品に適用される表示スタイル。デフォルトでは、ドキュメント内の現在の表示スタイルが使用されますが、ドキュメントで使用可能な任意の表示スタイルを選択することができます。さらに、ドラフト品質の白黒の図面ビューを模倣する特別な表示スタイルBM_tangentが利用可能です。
- 背景色 – 画像の背景に使用される色背景または透明な背景として任意の色を選択できます。通常、背景が透明なサムネイルの生成には時間がかかることに注意してください。
- サイズ(幅と高さ) - サムネイル画像のサイズ(ピクセル単位)デフォルトのサイズは、デフォルトのサムネイルの幅とデフォルトのサムネイルの高さのグローバル設定で設定できます。
1つの部品表には、異なるパラメータを持つ複数のサムネイル列を含めることができます。
大規模なアセンブリの場合、サムネイルの生成にはかなりの時間がかかることがあります。既定では、サムネイルはモデルが変更されると自動的に更新されます。ただし、部品表で、パーツ ジオメトリと一致しなくなった場合でも、指定したパラメータを持つ既存のサムネイルを強制的に再利用することができます。これを行うには、設定の部品表(BOM)のデフォルトで[サムネイルを自動的に更新]のチェックボックスを外します。さらに、サムネイル列を一時的に無効にして、サムネイルが生成されないようにすることができます。有効にすると、欠落しているサムネイルが自動的に生成されます。サムネイル列を無効にするには、部品表マネージャパネルで有効化プロパティをいいえに変更します。