属性を使った作業
属性は、ブロック定義の一部として保存できる特定の図形です。属性は文字ベースのデータで構成されています。属性を使用して、部品番号や価格などを追跡することができます。属性は、固定値または変数値のいずれかを持ちます。属性を含むブロックを挿入すると、ブロックと共に固定値が図面に追加され、任意の変数値を入力するよう求められます。
属性を含むブロックを挿入した後に属性情報を別ファイルに抽出し、その情報をスプレッドシートやデータベースで使用して部品表を作成することができます。また、属性情報を使い、特定のブロックが図面に挿入された回数を追跡することもできます。
属性は、表示または非表示することができます。非表示にした属性は印刷されませんが、情報は図面の中に保存されており、ファイルに抽出することができます。
ATTDEF - ダイアログボックスで属性を定義します。
-ATTDEF - コマンドラインで属性を定義します。
ATTDISP - 属性文字の表示を切り換えます。
ATTEDIT - 属性値とプロパティを編集します。
-ATTEXT - コマンドラインを介して図面から属性をデータファイルに抽出します。
ATTREDEF - ブロックを再定義し、関連属性を更新します。
ATTSYNC - 指定されたブロック定義のすべてのブロック参照における属性定義を同期させます。
BATTMANコマンドは、ブロック属性管理を意味し、ブロック定義の属性のすべての側面を編集し、オプションで図面内の同名のすべてのブロックに変更を適用します。
ATTEDIT - 属性値と、ほとんどのプロパティを編集します。
属性の一般的な手順
- 属性を定義します
- ブロックを作成します
ブロックに属性を付加することができます。ブロック定義に含める図形を選択するよう求めるメッセージが表示されたら、属性を含めます。ブロックに属性が含まれている場合、ブロックを挿入するたびに図形選択のメッセージが表示されるので、新しい図面にブロックを挿入するたびに属性に異なる値を指定することができます。
- 図面にブロックを挿入します。
- (オプション)ブロック内の属性を編集します。
- 属性情報を抽出します。