ツールボックスの管理
ツールボックスには、メニュー、ツールバー、リボンパネル、クワッドタブ、キーボードやマウスのショートカットに追加できるツールのセットが含まれています。ツールボックスは、メインCUIでも部分的なCUIでも作成できます。
メニューグループにツールボックスを作成する
- カスタマイズダイアログボックスで、右ペインの利用可能なツールでメニューグループを選択します。
- BRICSCAD (=デフォルトのメインCUI)
- <部分CUIの名前>(=部分CUI)
- 右クリックしコンテキストメニューから ツールボックスを追加 を選択します。
ツールボックスを追加ダイアログボックスが表示されます。
- 名前フィールドに新しいツールボックスの名前を入力し、OKボタンをクリックします。
利用可能なツールツリーにツールボックスが追加されます。
ツールボックスでのツールの作成
- カスタマイズダイアログボックスの右ペインにある利用可能なツールから作成したツールボックスを選択します。
- 右クリックしコンテキストメニューからツールを追加を選択します。
ツールを追加ダイアログボックスが表示されます。
- タイトル:新しいツールの名前を入力します。
- ヘルプ:ヘルプ文字列を入力します。
- コマンド:コマンドまたはコマンドマクロ*を入力します。
- イメージ:参照ボタン(
)をクリックします。
ツールイメージダイアログボックスが表示されます。
- 以下のいずれかの操作を行います:
- ビルトインを選択し、組み込みアイコンを選択します。
- ビットマップファイルを選択し、まず画像ファイルを1つ選択するか、大小のイメージファイルを選択してから、参照ボタン(
)をクリックして、画像ファイルを選択します。
- OKボタンをクリックしてツールを作成します。
*コマンドマクロを作成するための構文:
- ^c^cはEscを2回押すことを意味します。前に実行したコマンドを中止するために設けています。
- 英語版以外のBRICSCADでマクロを使用する場合は、コマンド名の前にアンダースコア(_)を入力してください。
- コマンド名の前にピリオド(.)を付けると、そのコマンドが一時的に未定義であっても、マクロが動作するようになります。
- コマンド名の前のハイフォン(-)はコマンドダイアログを非表示で実行するためのものです。
- セミコロン(;)は、デフォルトのプロンプトオプションを承諾するなど、Enterを押すのと同じ意味を持ちます。
- バックスラッシュ(\)はユーザーの入力を可能にするために、一時的にマクロを停止させます。例えば、点を指定するなどです。
以下のマクロでは:^c^c_-layer;m;InteriorWalls;;_mline
- ^c^c:実行中のコマンドがあれば、それを終了します。
- -layer;:-LAYERコマンドを起動します。
- m;:カレント画層を新規作成オプションを選択します。
- InteriorWalls:InteriorWalls画層をカレントにし、必要に応じて最初に作成します。
- ;;_mline:-LAYERコマンドを終了し、MLINEコマンドを起動します。