クワッドの基本

クワッドは、マウスカーソルの位置に直接配置される完全なコマンドシステムです。

画面上でカーソルを動かすか、選択セットが存在する場合、クワッドは図形タイプを検出し、この図形または選択した図形に使用できるコマンドを表示します。図形が検出されないか選択されていない場合は、クワッドを使い図形の作成、ブロックの挿入、アンダーレイのアタッチを行え、また、設定や図面エクスプローラダイアログボックスを開くことができます。

  • クワッドの表示を切り替えるには、BricsCADアプリケーションウィンドウ下部にあるステータスバーのクワッドフィールドをクリックします。
  • クワッドフィールドを右クリックし、コンテキストメニューでクワッドの設定を定義します。

クワッドを使用して図形を編集する基本手順

  1. カーソルを図形に重ねます。図形がハイライト表示され、この図形種類で最後に使用したコマンドがクワッドに表示されます。

    ROLLOVERTIPSシステム変数がオンに設定されている場合、カーソルを合わせた図形のプロパティがクワッドに表示されます。

  2. カーソルをクワッドに合わせると、この図形種類で最後に使用したコマンドが表示されます。

    下部には、コマンドカテゴリのタブがいくつか表示されます。

  3. カーソルをタブに合わせると、コマンドグループが展開します。

  4. アイコンをクリックして、コマンドを起動します。

クワッド(図形未選択)を使用するには

右クリックでクワッドを表示するオプションが設定されていることを確認してください。

  1. 以下のいずれかの操作を行います：

    • 作図ウィンドウの空白部分にカーソルを移動し、右クリックします。
    • カーソルが図形上にあるときに、マウスの右ボタンを長押しします。

    未選択クワッドが表示され、最後に使用したコマンドのアイコンが表示されます。

  2. 以下のいずれかの操作を行います：

    • 直近で使用したコマンドの1つをクリックします。
    • コマンドタブにカーソルを合わせ、展開したらコマンドを選択します。

  3. コマンドを実行します。