BricsCADにおける図面ファイルの互換性
以下の表は、AutoCAD®が直接開いたり保存したりできるBricsCAD®図面ファイル(.dwg)および図面交換ファイル(.dxf)のバージョンを一覧表示しています。
[バージョン] 列には、さまざまな AutoCAD リリースで使用されている図面ファイルスキーマが一覧表示されています。例えば、DWG 2013はAutoCAD 2013 (R27) からAutoCAD 2017 (R31) で使用されています。
[内部バージョン] は、.dwgファイルヘッダーの最初の6つの位置で報告される情報です。詳しくは後述の専門家のヒントの注意書きの項をご覧ください。
- BricsCAD V22に対応したDWG& DXFファイルのバージョンです:
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Table 1. DWG バージョン 内部バージョン DWG 2018 (R32)
AC1032 DWG 2013 (R27)
AC1027 DWG 2010 (R24)
AC1024 DWG 2007 (R21)
AC1021 DWG 2004 (R18)
AC1018 DWG 2000 (R15)
AC1015 DWG R14 (R14)
AC1014 DWG R13 (R13)
AC1012 DWG R11/R12 (R12)
AC1009
Note:
- OPENコマンドは、DWG または DXFファイルを BricsCAD® の新規[ドキュメント]タブに直接開きます。
- IMPORTコマンドは、(外部)DWG または DXFファイルから BricsCAD 編集セッションの現在の図面にジオメトリを読み込みます。これは事実上、外部の"INSERT"操作であり、ジオメトリのみが現在の図面に読み込まれます。
- 専門家のヒント:DWG ファイルは2進数であり、一般的に人間が読めるものではありませんが、図面ファイルを ASCII テキストエディター(MSメモ帳など) で開くと、ファイルの最初の 6 文字として 内部バージョン番号(例: AC1024)が表示されます。これは、ファイルの互換性を判断する際や、外部ソースのファイルを扱う際に役立ちます。