Windowsネットワークライセンスサーバーのセットアップ

一般的に、Bricsysネットワークライセンスサーバーのダウンロード、展開、および設定は、ネットワーク管理者またはシステム管理者の作業です。

Bricsysネットワークライセンスサーバーのダウンロード

Bricsysネットワークライセンスサーバー(Windows)は、ここからダウンロードしてください。

重要:
  • RLM V15.1以降、rlm.pwが存在しない場合、デフォルトのユーザーとして、ユーザー名adminとパスワードadminのアカウントが作成されます。
  • 10分以上、管理者パスワードがデフォルトのまま変更がない場合、サービスは自動的に停止します。

    RLMログイン設定に関する記事も参照してください。

注:
  • Bricsysネットワークライセンスサーバーには、RLMサーバーとBricsysネットワークライセンスマネージャーが含まれています。
  • このBricsysネットワークライセンスサーバーは、最新バージョンのRLMフレームワーク(V15.2)を利用しています。詳細については、Bricsysネットワークライセンスサーバー-リリースノートを参照してください。
要確認: Bricsysネットワークライセンスマネージャー では、手動で1つのファイルに複雑にマージされたライセンスの更新はサポートされていません。デフォルトのセットアップ(ファイルごとに1つのBricsysソフトウェアライセンス)がサポートされています。

Bricsysネットワークライセンスサーバーの新規インストール

Bricsysネットワークライセンスサーバーのセットアップダイアログボックスで、必ずすべてのチェックボックスにチェックを入れてください。

Windowsのサービスとして自動的に開始
インストール後、Bricsysネットワークライセンスマネージャーダイアログボックスが開きます。ライセンスの追加ボタンをクリックして新しいネットワークライセンスのアクティベートダイアログボックスが表示されたら、ネットワークライセンスを入力してアクティベートします。詳細については、オンラインアクティベーション(ネットワークライセンス)の記事を参照してください。

後から、Bricsysネットワークライセンスマネージャーのデスクトップショートカットを使用して、Bricsysネットワークライセンスマネージャーダイアログボックスを開くことができます。

注: ご使用のシステムで有効なライセンスが検出されない場合、Activate New Network Licenseダイアログボックスが最初に表示されます。

Windowsを起動するたびに、ライセンスサーバーはサービスとして自動的に起動します。後でこれを行うには、管理者特権のコマンドプロンプトで次のコマンドを実行します:rlm.exe -dlog rlm.log -install_service

サーバー管理ウェブインターフェースを開く
インストール後、Repriseのライセンスサーバー管理のウェブが立ち上がります。このウェブインターフェースで、ネットワークライセンスを管理できます。後から、[スタート] メニューの [ライセンスサーバー管理] ショートカットをクリックしてReprise ライセンスサーバー管理を開くこともできます。

Bricsysネットワークライセンスサーバーのアップグレード

ネットワークライセンスサーバーとして使用されるコンピューターに、Bricsysネットワークライセンスサーバーをダウンロードしてインストールします。

注: インストールされると、ライセンスサーバーが再起動します。

コマンドラインからのインストール

コマンドウィンドウからをBricsysネットワークライセンスサーバーを開始することもできます。

ターミナル(コマンドプロンプトやPowerShellなど)を使用してBricsysネットワークライセンスサーバーをインストールします。

  • タイプ:msiexec /i "<FullPath>\Bricsys-NetworkLicenseServer-V1.1.0-1.msi"
    注: <FullPath>を、Bricsys-NetworkLicenseServer-V1.1.0-1.msi をダウンロードしておいたパスに置き換えます。

既定では、コマンドラインからインストールする場合、Windowsサービスとして自動的に開始するオプションとサーバー管理ウェブインターフェースを開くオプションは無効になります。これらのオプションを有効にするには、 INSTALLSERVICEとOPENWEBINTERFACEの各パラメータを使用します。

例えば、msiexec /qb /i "<FullPath>\Bricsys-NetworkLicenseServer-V1.1.0-1.msi" INSTALLSERVICE=1と設定すると、ウェブインターフェイスを表示せずにサービスとしてインストールします。

注:
  • その他のオプションについては、コマンドプロンプトでmsiexec/?と入力します。
  • Microsoftのウェブサイトには、msiexecコマンドに関する詳細情報が記載されています。

ターミナルモードでネットワークライセンスを更新する

  1. 管理者権限でターミナルを開きます。
  2. Bricsysネットワークライセンスサーバーのインストールディレクトリに移動します。
  3. 以下のコマンド形式を使用します。
    NetworkLicenseManager.com <command>
    注: 上記で <command> の箇所には、必要とされるコマンド引数を1つ入力します。使用可能なコマンドは、help、activate、update、review、set-proxy、list、hostid です。
Help コマンド
使用可能なコマンドと、各コマンドの使用方法に関する情報を表示します。
  • 使用可能なコマンド: NetworkLicenseManager help
  • 使用可能なショートカット: NetworkLicenseManager –h
Activate コマンド
特定のネットワークライセンスキーをアクティベートします。
  • 使用可能なコマンド: NetworkLicenseManager activate <arg>
  • 使用可能なショートカット: NetworkLicenseManager –a <arg>
注: <arg> は、入力ライセンスキーを示します。
Update コマンド
特定のネットワークライセンスキーを更新します。
  • 使用可能なコマンド: NetworkLicenseManager update <arg>
  • 使用可能なショートカット: NetworkLicenseManager –up <arg>NetworkLicenseManager –u <arg>
注: <arg> は、入力ライセンスキーを示します。
Review コマンド
特定のネットワークライセンスキーの更新オプションを確認します。
  • 使用可能なコマンド: NetworkLicenseManager review <arg>NetworkLicenseManager review-update <arg>
  • 使用可能なショートカット: NetworkLicenseManager –r <arg>
注: <arg> は、入力ライセンスキーを示します。
Set-proxy コマンド
プロキシ設定を設定します。
  • 使用可能なコマンド: NetworkLicenseManager set-proxy <arg1> <arg2> <arg3> <arg4>
  • 使用可能なショートカット: NetworkLicenseManager –sp <arg1> <arg2> <arg3> <arg4>NetworkLicenseManager –p <arg1> <arg2> <arg3> <arg4>
注:
  • <arg1> は入力ホスト名を示します。
  • <arg2> は入力ポート番号を示します。
  • <arg3> は入力ユーザー名を示します。
  • <arg4> は入力パスワードを示します。
  • 値が空である場合は、"" (空の引用符) を使用します。
List コマンド
利用可能なネットワークライセンスキーを一覧表示します。
  • 使用可能なコマンド: NetworkLicenseManager list
  • 使用可能なショートカット: NetworkLicenseManager –ls NetworkLicenseManager –l
Hostid コマンド
マシンのホストIDを表示します。
  • 使用可能なコマンド: NetworkLicenseManager hostid
  • 使用可能なショートカット: NetworkLicenseManager –id