Linuxネットワークライセンスサーバーのセットアップ

ネットワークライセンスサーバーとして使用するコンピューターにBricsysネットワークライセンスマネージャーをダウンロードしてインストールします。
  1. 以下のリンクからBricsysネットワークライセンスマネージャー(Linux)をダウンロードします。
  2. Bricsys-NetworkLicenseManager.tgzを任意のフォルダーに抽出します(コマンドライン:tar xvzf Bricsys-NetworkLicenseManager.tgz)。
  3. そのフォルダー内のアプリケーション RLM を起動します。(そのフォルダー内のコマンドライン:./rlm)
  4. ウェブページhttp://localhost:5054にアクセスします。
  5. ウェブページの左側にある[System Info]ボタンをクリックします。イーサネットホストIDをコピーし、これを使用してBricsysウェブサイトの[マイアカウント]ページでライセンスをアクティベートします。
  6. Bricsysウェブサイトからライセンスファイルをダウンロードする場合、Bricsys-NetworkLicenseManager.tgz を展開したフォルダーに保存します。
  7. Reread/Restart Serversボタンをクリックします。
  8. Statusボタンをクリックしてサーバーのステータスを確認し、次のページで表内のbricsysボタンをクリックしてBricsysライセンスを表示します。
  9. RLM Manual...ボタンをクリックすると、ライセンスサーバーの設定方法について詳細が表示されます。特に、このページには、サーバーの起動時にRLMを自動的に起動する方法が説明されています。
ネットワークライセンスがアクティベートされ、サーバーが起動すると、サーバーはライセンスを提供することができます。BricsCAD内のクライアントコンピューターでネットワークライセンスを使用することが可能になりました。

Linuxサーバーでポートを開くには

  1. システムで現在アクティブなゾーンを確認します。
    sudo firewall-cmd --get-active-zones

    システムのネットワーク構成に応じて、出力は「public」や「work」などとなります。

  2. ポートを目的のゾーンに追加します (<PORT>を実際のポート番号に置き換え、<ZONE> をアクティブなゾーンに置き換えます)。
    sudo firewall-cmd --zone=<ZONE> --add-port=<PORT>/tcp --permanent
    Note: UDPポートを開く場合は、「tcp」を「udp」に置き換えてください。
  3. ファイアウォールを再ロードして、変更を適用します。
    sudo firewall-cmd --reload
  4. ポートが開いたことを確認します。
    sudo firewall-cmd --zone=<ZONE> --list-ports

これで、指定したゾーンでポートが開き、CentOS 9システムでこのポートを利用するサービスを使用できるようになります。<PORT><ZONE> は、使用する実際のポート番号とゾーン名に必ず置き換えてください。