図形の結合
JOINコマンドは線分、LWポリライン、2Dポリライン、3Dポリライン、円弧、楕円弧、スプライン、らせんをそれぞれの共通終点で結合させます。
同一線上の線分を結合させる場合、一番離れた終点が既存の位置に留まり、これらの点の間に新しい線分を作成します。
結果として得られる図形タイプは、入力図形のタイプと、それらの図形が同一平面上にあるかどうかによって異なります。
一般的な手順
- JOINコマンドを起動します。
プロンプト表示:一括結合する元図形、または、複数の図形を選択 [選択オプション (?)]:
-
結合する元図形を選択した後、右クリックして選択を終了します。
- BricsCADが結果を表示します:
例:37結合図形 10 ポリライン, 4 図形 操作がキャンセルされました
2つの円弧の結合
中心と半径を共有する(=同じ円上にある)同一平面上の円弧は、反時計回りに結合されるため、結果の図形は選択する順番によって異なります。
- JOINコマンドを起動します。
プロンプト表示:一括結合する元図形、または、複数の図形を選択 [選択オプション (?)]:
- 最初の円弧を選択します。
プロンプト表示:結合する図形を選択 [選択オプション (?)]:
- 2番目の円弧を選択します。
セット内の図形: 1
-
プロンプト表示:結合する図形を選択 [選択オプション (?)]:
- 右クリックします。
BricsCADのレポートです。2つの円弧が1つの円弧になりました。
結合前の状態 (左) 結合後の状態:最初にAを選択(中)、最初にBを選択(右)