シェード印刷の操作
概要
シェード印刷では、プロットの印刷スタイルを選択できます。
陰影を付けた3D図形を含む図面は、隠線を除去した状態で、ワイヤフレームで表示されたとおりに、またはレンダリングされたとおりに印刷できます。
表示スタイルとシェード印刷の違い
表示スタイルは図形の表示をコントロールするのに役立ち、シェード印刷はプロット出力をコントロールします。
一般的な手順
ビューポートのシェード印刷設定を設定します:
- 変更したいレイアウトを選択します。
- ビューポートを選択し、プロパティパネルを開きます。
- その他領域で、必要なシェード印刷を設定します。
モデル空間でシェード印刷設定を設定します:
- モデル空間に移動し、図形が選択されていないことを確認します。
- 印刷ダイアログボックスを開き、変更したいページ設定を選択します。
- シェードビューポートオプションセクションで、目的のシェード印刷を選択します。
- 適用をクリックします。
PDFファイルは、次の場合にベクターグラフィックとして表示されます。
- シェード印刷は、旧ワイヤーフレームまたは旧隠線に設定されます。
- 表示スタイルは2Dワイヤフレームに設定され、シェード印刷は表示のままに設定されます。
ベクターファイル形式は、表示品質を犠牲にすることなく無制限のスケーラビリティを可能にします。
PDFファイルは、次の場合にビットマップとして表示されます。
シェード印刷がコンセプト、非表示、モデリング、リアリスティック、シェード、エッジつきシェード、グレーシェード、スケッチ、ワイヤフレーム、X線、BIM、模型、 レンダリング、透明またはメカニカルに設定されている。
注: 使用可能なシェード印刷は、図面テンプレートによって異なります。
ビットマップ形式の解像度は、イメージDPI設定を変更することで変更できます:印刷設定編集ダイアログボックスを開き、設定タブに移動し、カスタムプロパティ...ボタンをクリックします。そして、出力品質セクションの下で、イメージDPI設定を変更できます。
注: 新しい表示スタイルが作成されるたびに、新しいシェード印刷が自動的に生成されます。