ビュー回転

ビューの回転操作には以下のコマンドがあります。

  • RTROT(リアルタイム球形回転)コマンドはリアルタイムに3D図面を回転させます。
  • RTROTCTR(リアルタイム中心点回転)コマンドはユーザーが定義した中心点の周りでリアルタイムに3D図面を自由に回転させます。
  • RTROTF(リアルタイム3D回転)コマンドはリアルタイムに3D図面を自由に回転させます。
  • RTROTX、RTROTY、RTROTZコマンドは、画面でx、y、またはz軸周りにリアルタイムに3D図面を回転させます。
  • DDVPOINT(dynamic dialog view pointの略)コマンドは、ダイアログボックスを使い3Dビューポートまたは平面図を設定します。
  • PLANコマンドを実行すると、平面図(上面)ビューが復元されます。
  • VPOINTコマンドは3Dビューポートを変更します。
注:
  • CONTINUOUSMOTIONシステム変数が設定されている場合、Escキーを押してコマンドを終了するまで、ビューの回転が継続されます。
  • ビューの回転コマンドは、2Dでの作業時には使用しないでください。PLANコマンドまたはLookFromコントロールでトップビューに戻します。

ビューを自由に回転させる

  1. RTROT、RTROTF、RTROTX、RTROTY、RTROTZのいずれかのコマンドを起動します。

    選択したコマンドに応じて、カーソルの形状が変わります。

  2. マウスの左ボタンを押しながら、カーソルを動かします。

  3. (オプション)右クリックでコンテンツメニューを表示します。

    オプションは以下の通りです：

    • 終了: コマンドを終了します。
    • 画面移動: RTPANコマンドに切り替わります。
    • ズーム: RTZOOMコマンドに切り替わります。
    • 球形回転: RTROTコマンドに切り替わります。
    • 球: RTROTFコマンドに切り替わります。
  4. Escを押してコマンドを終了します。

プリセット視点の使用

注: コマンドを実行する前に、パースモードをオフにします。
  1. DDVPOINTコマンドを起動します。

    視点をセットダイアログボックスが表示されます。

  2. 角度精度ボタンをクリックして、視点をセットダイアログボックスの表示モードを設定します。

    選択可能な角度は45°、15°、5°です。

    水平選択ペインと垂直選択ペインは、それに応じて分割されます。

  3. 水平選択ペインと垂直選択ペインで角度をクリックします。

    ビューの向きが更新されます。

  4. (オプション) 平面図ボタンをクリックすると、平面図(上面)ビューに戻ります。

  5. (オプション) 前へボタンを繰り返しクリックすることで、以前の視点に戻すことができます。

  6. コマンドの締めくくりに
    • OKボタンをクリックすると、現在のビューが保持されます。
    • キャンセルボタンをクリックすると、元のビューが復元されます。