コマンドリファレンス

コマンドの実行

BricsCADでは、以下の方法でコマンドを起動できます。

  • コマンドライン:コマンド名を入力
  • メニューバー:メニューバーでコマンド名を探して選択。例:作成 | 線分
  • リボン:リボンでコマンド名を探して選択。例:ホーム | 作成 | 線分
  • ツールバー:ツールバーでコマンド名を探して選択。例:作成 |
    Note: 特定のツールバーを開くには、ツールバーの上にカーソルを置き、右クリックしてツールバー > BricsCADを開き、ディスプレイに表示させたいツールバーを選択します。
  • クワッドタブ:クワッドタブでコマンド名を探して選択。例:作成|

コマンドオプション

コマンドオプションはステータスバーやコマンドラインに表示されるほか、PROMPTMENUシステム変数の設定に応じてプロンプトメニューにも表示されます。

PROMPTOPTIONFORMATシステム変数は、コマンドラインプロンプトでのコマンドオプションの表示方法をコントロール制御します。

コマンド接頭辞

BricsCADコマンドでは下記の接頭辞が使用できます:

接頭辞 種類 結果
' (シングルクォートまたはアポストロフィ) 透過性 あるコマンドを他のコマンドの実行中で実行できるようにします。

例:線分を作図しているときに、コマンドラインに'zoomと入力すると、LINEコマンドが一時的に中断され、ZOOMコマンドが実行されます。

- (ハイフン) コマンドライン 非ダイアログ版のコマンドを起動します。すべてのコマンドオプションをコマンドラインで使用できます。

例:コマンドラインに-layerと入力すると、図面エクスプローラ/画層ダイアログボックスは表示されません。すべてのコマンドオプションをコマンドラインで使用できます。スクリプトでコマンドを実行する場合には、特に有効な手段です。

_ (下線) グローバル ローカライズされたBricsCADでオリジナルの英語コマンド(グローバルコマンド)を実行します。

スクリプトやキーボードショートカット、カスタマイズツールを定義する際には、グローバルコマンド接頭辞を使用することをお勧めします。

. (ピリオド) 非再定義 UNDEFINEコマンドを使用して、一時的にBricsCADから削除されているコマンドを実行します。

コマンドの接頭辞は組み合わせることが可能です。例:ZOOMコマンドが一時的に定義されていない場合、「'.zoom」はZOOMコマンドを透過的に実行します。