イメージユーティリティ

MAGEADJUSTコマンドは、プロパティパネルからイメージのプロパティを調整します。

IMAGECLIPコマンドは、画像を切り取ります。

IMAGEFRAMEコマンドは、イメージの周囲のフレームの表示を切り替えます。IMAGEFRAMEシステム変数の値を設定します。

TRANSPARENCYコマンドは、透明なアルファチャンネルを持つイメージの透過性を切り換えます。アルファチャンネルは、透明度を処理する特別なチャンネルです。イメージにアルファチャネルがある場合、イメージの不透明度レベルを調整して、ビットを半透明または完全に透けて見えるようにすることができます。

注: イメージフレームが表示されない場合(IMAGEFRAME = 0)、窓選択方法を使用してイメージを選択する必要があります。

イメージのクリッピング

以下のいずれかの操作を行います：
- イメージツールバーまたは挿入/イメージリボンパネルのイメージクリッピングツールボタン()をクリックします。
- IMAGECLIPコマンドを起動します。
プロンプト表示：イメージを選択:
イメージを選択します。
プロンプト表示：イメージクリッピングオプションを入力 [オン (ON)/オフ (OFF)/新規境界 (N)]<新規境界 (N)>:
Enterを押して、新規境界のデフォルトオプションを受け入れます。
プロンプト表示：[ポリラインを選択 (S)/ポリゴン (P)/矩形状 (R)]<矩形状 (R)>:
Enterを押して、矩形状のデフォルトオプションを受け入れます。
プロンプト表示：最初のコーナーを指定:
クリッピングする矩形状の角を定義する最初の点をクリックします。
クリッピング矩形状が表示されます。
プロンプト表示：もう一方のコーナーを指示:
点をクリックして、クリッピング矩形状を定義します。
イメージが切り取られます。

イメージフレームツール(IMAGEFRAMEコマンド) の使用

以下のいずれかの操作を行います：
- イメージツールバーまたは挿入/イメージリボンパネルのイメージフレームツール()をクリックします。
- IMAGEFRAMEコマンドを起動します。
プロンプト表示：イメージ枠設定を入力:
以下のいずれかの操作を行います：
- 0を入力すると、イメージフレームが非表示になります。
- 1を入力すると、イメージフレームを表示および印刷します。
- 2を入力すると、イメージフレームを表示しますが、印刷しません。

IMAGEFRAMEシステム変数の編集

設定ダイアログボックスを開きます。
図面 - アンダーレイを展開します。
フレーム(FRAMEシステム変数)を選択し、次を設定します：[3]アンダーレイ、外部参照、イメージ毎に個別の設定を使用
イメージフレーム(IMAGEFRAMEシステム変数)を選択します。
オプションは以下の通りです：
- 0：イメージフレームを非表示
- 1：イメージフレームを表示、印刷
- 2：イメージフレームを表示するが印刷しない

以下のいずれかの操作を行います：
- イメージツールバーまたは挿入/イメージリボンパネルの画像の透過性ツールボタン()をクリックします。
- TRANSPARENCYコマンドを起動します。
プロンプト表示：イメージを選択:
透過性プロパティを設定するイメージを選択します。
プロンプト表示：透明モードを入力 [オン (ON)/オフ (OF)]<現在のモード>:
以下のいずれかの操作を行います：
- 現在のモードでよければ、Enterを押します。
- オンを選択すると、選択したイメージの透過性プロパティがオンになります。
- オフを選択すると、選択したイメージの透過性プロパティがオフになります。

カメラ画像の透明度：オフ(左) とオン(右)

イメージを選択します。
イメージのプロパティはプロパティパネルに表示されます。
その他のプロパティカテゴリに移動します。
以下のプロパティは、はい、またはいいえを設定できます。
- イメージ表示：イメージの表示/非表示を切り替えます。
- クリップ表示：クリップの境界のオン/オフを設定します
- クリップの反転：クリップの境界を反転させます。
- 背景の透過性：透過性のオン/オフを設定します。