-GEOGRAPHICLOCATION [地理的位置]
コマンドラインを操作して、図面ファイルに地理的位置データを割り当てたり削除したりします。

使用方法
GIS座標系を指定して後で位置を追加します(座標を指定して手動で追加、または座標系から位置を継承して自動的に追加)。
次に、標高や地理的マーカーの位置(座標を手動で指定、または地理的位置から位置を継承して自動的に指定)、およびY軸からの真北の角度(時計回り)を指定します。
コマンドオプション
- 一覧表示
- GIS座標系データベースにアクセスできます。
名前の一部を入力して、選択対象の座標系を一覧表示します。
注: ワイルドカード文字には、すべての文字の代わりの*や、任意の1文字の代わりの?などが使用できます。たとえば、「w*
」と入力してEnterを押すと、名前が「w」で始まる座標系がすべて一覧表示されます。- *
- データベース内のすべてのGIS座標系を一覧表示します。Enterを押してリストを続行するか、Escで停止します。
- 位置
- 地理的場所を設定します。
- 名前
- 地理的位置の名前を指定します。
- 一覧表示
- 地理的位置データベースへアクセスします。
名前の一部を入力して、選択対象の地理的位置を一覧表示します。
注: ワイルドカード文字には、すべての文字の代わりの*や、任意の1文字の代わりの?などが使用できます。たとえば、「b*
」と入力してEnterを押すと、名前が「b」で始まる地理的位置がすべて一覧表示されます。- *
- データベース内のすべての地理的位置の名前と座標を一覧表示します。Enterを押してリストを続行するか、Escで停止します。
- 緯度経度
- 地理的位置の緯度と経度を指定します。
- 北緯
- 緯度を北に設定します。
- 南緯
- 緯度を南に設定します。
- 東経
- 経度を東に設定します。
- 西経
- 経度を西に設定します。
- 直交座標点
- 地理的位置の東経・北緯・標高を指定します。
- 座標系から継承
- すでに設定されている座標系から地理的位置を継承します。
- 戻る
- コマンドを場所オプションに戻します。
- 位置情報から継承
- 地理的位置から地理的マーカーの位置を継承します。
- 削除
- 図面から地理的位置データを削除します。
CSMAPについて
CSMAPは、ユーザーがより多くの地理座標変換とより正確な地理空間分析にアクセスできるようにする座標系および地図投影です。座標系は、マッピングまたは地理空間座標の非常に重要な部分であり、常に更新されます。
次の手順により、CSMAP座標系をオンデマンドでダウンロードしてインストールすることができます。
- CSMAP座標系ファイルをダウンロードします。
- アーカイブを解凍し、その内容をBricsysのProgramDataまたはBricsCADのインストールフォルダーにコピーします。
- V26より以前のバージョン:この内容をBricsCADのインストールフォルダーにコピーしてください。デフォルトのパス:C:\Program Files\Bricsys\BricsCAD Vxx ja_JPです。注: フォルダー名はCoordinateSystemFilesにする必要があります。
- V26およびそれ以降のバージョン:この内容をBricsysのプログラムデータフォルダーにコピーしてください。デフォルトのパス:C:\ProgramData\Bricsys注: フォルダー名はCoordinateSystemFiles.VersionNumberにする必要があります。例.CoordinateSystemFiles.1500
- V26より以前のバージョン:この内容をBricsCADのインストールフォルダーにコピーしてください。デフォルトのパス:C:\Program Files\Bricsys\BricsCAD Vxx ja_JPです。
- BricsCAD®を再起動してコマンドを実行すると、Geodatabase.xmlファイルから座標系の一覧と、ダウンロードフォルダーから拡張座標系が表示されます。