POINTCLOUDFITROOMS [点群部屋にフィット]

点群で検出された部屋に対応するソリッドを作成します。

BricsCAD BIM

アイコン:

使用方法

このコマンドは、点群で検出された部屋に対応するソリッドを作成します。

このコマンドは、法線ベクトル情報が使用可能な点群に対してのみサポートされます。

構造化点群データの場合、法線ベクトルは点群の前処理中に計算されます。法線がまだ計算されていない古いバージョンのBricsCADで点群が前処理されている場合は、最初にPOINTCLOUDNORMALSコマンドを使用します。
注: 法線ベクトルの計算には、HSPC形式で処理された点群が必要です。POINTCLOUDHSPCシステム変数とPOINTCLOUDNORMALSシステム変数の両方をオン(既定ではオン)に設定する必要があります。

非構造化点群データの場合、法線ベクトル情報が存在する場合は読み込まれ、コマンドで使用されます。それ以外の場合、コマンドは計算されず、コマンドはサポートされません。

注:
  • POINTCLOUDFITROOMSコマンドは、点群スキャンからBIMワークフローのステップとして使用されます。詳細については、「点群スキャンからBIMワークフロー」記事を参照してください。
  • バックグラウンド処理中も作業を続行することができます。

コマンドオプション

すべて
検出されたすべての部屋のソリッドを作成します。
Id
指定したIDを持つ部屋のソリッドを作成します。
検出を垂直(90°)の壁に制限
部屋に垂直な壁 方向が2つある場合は、はいを選択します。
部屋の壁の方向が垂直でない場合は、なしを選択します。
注: POINTCLOUDFITROOMSコマンドはベータ機能であり、今後さらに開発が強化される予定です。下位互換性は保証されません。