干渉管理パネル(テスト段階)

免責事項

干渉管理は試験的な機能です。まだ安定していないため、将来削除される可能性があります。MANAGEEXPERIMENTALFEATURESコマンドを使用して、試験的な機能を有効または無効にしてください。

試験モードはデフォルトで無効になっています。試験モードを有効または無効にするには、 BricsCADを再起動する必要があります。

説明

干渉管理パネルでは、複雑な3Dモデルの3Dソリッドやブロック参照の干渉の特定および管理をします。

試験モードを有効にすると、干渉管理パネルを使用できるようになります。

干渉管理パネルを開く方法は以下のとおりです:
  • INTERFERENCEMANAGERPANELOPENコマンドを起動します。
  • リボンパネルまたはツールバーを右クリックし、パネルリストから干渉管理を選択します。
  • SCANINTERFERENCESコマンドを起動します。

干渉管理パネルを閉じるときは、INTERFERENCEMANAGERPANELCLOSEコマンドを起動します。

新しいスキャンボタンをクリックすると設定画面が開き、スキャンを開始できます。

  1. ホーム
  2. 選択
  3. 設定

ホーム

干渉スキャンを再度行うか、ホーム画面を開いて保存済みのスキャン結果を表示します。

  1. 新しいスキャン
  2. 保存したスキャンのリスト
新しいスキャン
設定画面を開き、新規にスキャンを開始します。
保存したスキャンのリスト
これまでに保存したスキャン結果のリストを表示します。
保存したスキャン結果を右クリックすると、コンテキストメニューが開き、以下のオプションが表示されまされます。
設定を編集
設定画面を開き、設定を編集します。
結果を開く
スキャンの結果画面を開きます。
クローン
スキャン結果のクローンを作成します。
削除
リストからスキャン結果を削除します。
名前変更
スキャン結果の名前を変更します。

選択

干渉箇所を検索する図形を設定します。

図形セット内
選択した図形セット内の干渉を検索します。
2つの図形セット間
2つの異なる図形セット間の干渉を検索します。
選択セット
図形の選択セットを設定します。
図面内の図形を選択
作図領域から直接図形を選択します。
図面全体
カレント図面の全ての図形を選択します。

設定

干渉量を計算
干渉箇所の体積を計算するオプションを設定します。

結果

  1. 保存
  2. 干渉する図形をハイライト表示
  3. リストを更新
  4. 干渉している図形のリスト
保存
スキャンの設定と結果を保存します。干渉スキャンを保存ダイアログボックスが開きます。
注: 保存したスキャン結果は、現在のセッション中にのみ表示され、図面を閉じると失われます。
干渉する図形をハイライト表示
互いに干渉している図形や干渉箇所を別々の色で表示し、モデルの残りの部分透明に表示するよう切り替えます。干渉している図形はシアンと黄色で表され、干渉箇所は赤色で示されます。
リストを更新
干渉結果のリストの中の過去の干渉ペアを再評価します。
干渉している図形のリスト
図形間で検出されたすべての干渉ペアをリストし、干渉箇所を表示します。

リストは、任意の列でソートできます。上下キーを使用すると、干渉ペア間を簡単に移動できます。複数行を選択すると、モデルの複数の干渉箇所を同時に表示することができます。

確認用に結果画面を開いたままで、DMPUSHPULLやMANIPULATEなどのコマンドを実行して干渉を解消することができます。

状態
干渉している図形の状態を表示します。
干渉あり
図形が干渉しています。
古い図形
干渉している図形の1つが変更されている可能性があります。
解消済み
図形間の干渉は解消されています。
未検出
干渉している図形の1つが見つかりません。削除またはアンロードされた可能性があります。
位置
干渉している図形ペアの位置番号を表示します。
図形1
干渉している図形ペアの最初の図形を表示します。モデルの色はシアンで表示されます。
図形2
干渉している図形ペアの2番目の図形を表示します。モデルの色は黄色で表示されます。
体積
干渉箇所の体積を表示します。モデルの色は赤色で表示されます。