MTEXT [マルチテキスト]

文字を境界ボックス内に配置します。

BricsCAD Lite; BricsCAD Pro; BricsCAD Mechanical; BricsCAD BIM

アイコン:

エイリアス:MT、T

説明

フォーマットされた段落があるテキストを、テキストの範囲を制限する境界ボックスに配置します。

文字の境界ボックスの制限範囲を指定すると、文字フォーマッティングツールバーが開きます。

マルチテキストの境界ボックスはグリップで直接編集できます。

  1. ドラッグして境界ボックスの幅を変更します。
  2. ドラッグして境界ボックスの高さを変更します。

コマンドオプション

位置合わせ
境界ボックス内の文字の配置(水平方向)を指定します。
回転角度
テキストブロックの回転角度を指定します。正の角度値を入力すると、反時計回りにテキストブロックを回転させます。
文字スタイル
使用する文字スタイルを指定します。STYLEコマンドを参照してください。
文字高さ
文字高さを指定します。
注: 設定した文字スタイルで文字高さを指定しているときは、このオプションを利用できません。
向き
境界ボックスを拡張する方向を指定します。
左から右
文字は左に配置され、境界ボックスは右方向へ拡張します。
上から下
文字は上に配置され、境界ボックスの下部が拡張します。
スタイルごと
文字スタイルで定義された方向を使用します。
境界ボックスの幅を指定します。
注: 0に設定すると、ボックスの幅は無限になります。
行間隔
文字の行間隔スタイルと行間隔の係数を定義します。
注: これらの設定のデフォルト値は、TSPACETYPEおよびTSPACEFACシステム変数によって指定されます。
最小
最小行間係数を指定します。
固定
行間係数を指定します。
一覧表の列
段組みを定義します。
段組みなし
段組みは作成されません。
段数指定
段全体の幅、段数、間隔の幅(段と段の間隔)、段の高さを指定します。
ダイナミック
文字列に応じて動的に段組みが作成されます。段の数は、テキストの長さによって異なります。列の数は、テキストの長さによって異なります。