-ATTDEF [属性定義]

属性データを定義します。

BricsCAD Lite; BricsCAD Pro; BricsCAD Mechanical; BricsCAD BIM

エイリアス:-AT

注: このコマンドはマクロ、スクリプト、およびLISPルーチンで使用することができます。ダイアログボックスで属性を指定するには、ATTDEFコマンドを使用します。

説明

コマンドラインで、属性データ(ブロックで使用)を定義します。

コマンドオプション

属性モードを切り替え、属性を定義します。

属性モードの切替:定数=オフ 非表示=オフ プリセット=オフ 確認=オフ 固定位置=オフ 注釈=オフ 複数行=オフ

定数 – タイプ C

  • オフ - 属性の値を変更できます。
  • オン - 値を変更することはできません。

非表示 – タイプ I

  • オフ - 図面に属性を表示します。
  • オン - 属性を非表示にします。
注: 非表示にした属性は表示も印刷もされませんが、ATTDISPコマンドで表示することができます。

プリセット – タイプ P

  • オフ - 値の入力を促すプロンプトを表示します。
  • オン - 自動的に属性を挿入します。プロンプトは表示されません。
注: 属性の値は、ATTEDITコマンドで後から変更することができます。

確認 - タイプ V

  • オフ - ユーザーは属性値を1回入力します。
  • オン - 値が正しく入力されていることを確認するため、ユーザーに2回目の入力を求めます。

固定位置 – タイプ L

  • オフ - グリップ編集で属性を移動できます。
  • オン - ブロック参照内の属性の位置が固定されます。

異尺度対応 – タイプ A

  • オフ - 非異尺度対応スタイルで属性を作成します。
  • オン - 異尺度対応スタイルで属性を作成します。

マルチテキスト - タイプ M

  • オフ - 単一行テキストのみを使用できます。
  • オン - マルチラインテキストの使用を許可します。
属性のタグ名
属性のタグ名を指定します。BricsCADはこのタグ名で属性を識別します。最大255字までの文字、数字、句読点を使用できます。
プロンプト
ユーザープロンプトを指定します。図面に属性を後から挿入する際に、プロンプトをコマンドラインに表示します。このフィールドは空欄にしておくことができます。BricsCADは属性挿入時にプロンプトとしてこのタグを使用します。
既定の文字列
デフォルト値を指定し、文字のスタイルと位置合わせを指定します。(TEXTコマンドと同様)マルチラインモードがオンになっている場合は、複数行のテキストを導入することができます。
文字の始点
文字の始点を指定します。
定義済みスタイルを使用
文字スタイルの名前を指定します。
両端揃え
2点の間の文字を整列させます。文字の高さは、アスペクト比を維持するように整列されます。
フィット
2点の間の文字を整列させます。
中心
指示点が文字列の下側中心にあたる基点となります。
中央(水平/垂直)
指示点が文字列の中央にあたる基点となります。
位置合わせ...
位置合わせの他のオプションを表示します。
文字高さ
属性テキストの文字高さを指定します。ただし、文字スタイルや位置合わせが優先される場合は除きます。
回転角度
文字を回転させる場合の回転角を指定します。