POINTCLOUDBUBBLEVIEWER [点群バブルビューアー]

バブルビューアーを開きます。

説明

指定したインデックスに関連付けられた点群バブルの バブルビューアーを開きます。選択したバブル(アクティブなスキャン)の名前がビューアーのタイトルバーに表示されます。

注: また、選択したスキャン/中間点のコンテキストメニューでバブルビューアーでスキャンを開くオプションを選択し、点群マネージャパネルのスキャン/中間点リストのバブルをバブルビューアーで開くこともできます。

バブルビューア

点群の元のファイル形式とスキャン中に使用されたスキャナのタイプ(静止画スキャナまたはキネマティックスキャナ)によっては、すべてのスキャン場所にバブル(緑色の球体)または中間点(青色の球体)が表示される場合があります。これらの場所でバブルビューアを開き、最もリアルな視覚表現を得られます。

注: LASファイルやPTSファイルにはスキャナ情報が含まれていないため、点群バブルを生成することはできません。

構造化データは、静止画スキャナを使用してキャプチャされます。この場合、すべてのポイントについてスキャナの位置がわかっています。スキャンされたポイントからの静止画スキャナの位置に緑色のバブルが作成されます。

注: バブルは深さ情報を持ち、「平面をフィット」や「円柱をフィット」などのアルゴリズムに使用できます。

非構造化データは、キネマティックスキャナを使用してキャプチャされます。この場合、ポイントの正確なスキャン位置はありません。一部のキネマティックスキャナは、時間間隔でパノラマ画像を作成します。このような画像では位置がわかっているため、中間点 (青色の球体) が作成されます。

注: 中間点は、深さ情報を持たないキャプチャされた画像から作成されます。これらは純粋な視覚化機能を備えており、他のアルゴリズムには使用できません。

POINTCLOUDBUBBLEVIEWERコマンドでバブルインデックスを指定するか、モデル空間内のバブルの 1 つをダブルクリックしてバブルビューアを開きます。

マウスの中央ボタンを押したままカーソルを動かし、スキャン位置から任意の方向の点群を表示します。

マウスホイールを使用して、ズームイン、ズームアウトします。

Tabキーを押して、3種類の表示モード(ビュータイプ)を切り替えます。
  • モードと色(深さ)モードでは、データのスキャン方法に応じて、ポイントが実際の色またはグレースケールで表示されます。

  • 法線モードでは、法線ベクトルに従ってポイントが赤、緑、または青で表示されます。色はUCS軸に対応しています。

  • 距離モードでは、スキャン位置からの距離が長くなるにつれて、明から暗へポイントが表示されます。

Ctrl+Aを押して、バブルビューアに合わせて図面ビューを同期させます。

注: 表示されるバブルのサイズを変更するには、点群マネージャレンダリング設定タブから行います。ここから、点群バブルを非表示にすることもできます。クロップされた点群の場合、クロップされていないバブルのみを表示するように選択できます(点群マネージャパネルに関する記事を参照)。
注: ポリラインや線分など、ポイントの選択を求めるコマンドでは、バブルビューアを使用して点群ポイントにスナップできます。