点群キャッシュマネージャー

POINTCLOUDREFERENCEを実行して開きます。

点群キャッシュマネージャーダイアログボックスでは、点群の前処理、管理、接続を行えます。

  • 処理されたすべての点群(キャッシュフォルダーに格納)の概要を示します。
  • 点群をカレント図面にアタッチしたり、キャッシュフォルダーから削除したりできます。
  • 新しいデータセットの処理を開始できす。
  • 使用可能なディスク容量の概要を示します。
  • 点群設定へのショートカットがあります。
  • 点群がアタッチされているか、アタッチする準備ができているか、または処理中か(プログレスバー)を示します。
  • 点群の名前を検索するための検索バーがあります。
  • 点群の詳細を表示します。
  1. ファイルを処理
  2. 検索
  3. 使用キャッシュ
  4. 利用可能なスペース
  5. 設定
  6. スキャン表
  7. 詳細
  8. アタッチ

ファイルを処理

前処理を行う新しい点群ファイルを選択できます。点群をアタッチダイアログボックスが開きます。

ドロップダウンボタンをクリックすると、フォルダーを処理オプションを利用できます。

フォルダーを処理
入力フォルダーを選択ダイアログボックスが開きます。処理の対象とするフォルダーを選択します。

処理中は、点群キャッシュマネージャーダイアログボックスのステータス列にプログレスバーが表示されます。点群が完全にキャッシュされると、通知バルーンが表示されます。

注: 元データに地理情報が含まれている場合、その情報は点群のキャッシュに格納されます(点群がHSPC形式で前処理されている場合のみ)。これは点群を選択したときに、プロパティパネルのその他に表示されます。DWGファイルの地理情報を点群の地理情報で上書きする場合(点群のCRSがDWGファイルのCRSと同じ場合にのみ可能)、選択した点群のジオロケートプロパティをオンにします。

検索

入力した検索文字列を含む点群のみをスキャン表に表示します。入力に従い結果がフィルタリングされます。

使用キャッシュ

使用済みキャッシュの合計量を指定します。

利用可能なスペース

利用可能なキャッシュの合計量を指定します。

設定

設定ダイアログボックスが開き、点群キャッシュファイルを格納するフォルダーを指定するPOINTCLOUDCACHEFOLDERシステム変数を設定することができます。

スキャン表

使用可能な前処理された点群スキャンを一覧表示します。

列ヘッダーを右クリックすると、表のコンテキストメニューが表示されます。
  • 列リスト: リスト内の名前をクリックして、表の列を表示または非表示にします。
  • すべての列を表示:表の列をすべて表示します。
  • 列位置を復元:表の列をすべてデフォルト位置に戻します。
表の列
名前

点群キャッシュ名を表示します。

注:
  • 点群キャッシュ名は、前処理された点群に対してユーザーが指定した名前です。これは、ユーザーが挿入する点群名を指定しない場合のデフォルトの点群名です。
  • 全角文字も点群名として使用できます。
パス
点群ファイルの場所を表示します。
サイズ
点群ファイルサイズを表示します。
状態

点群ファイルの状態を表示します:

  • プログレスバー: ファイルの前処理を実行中です。

    キャンセルボタン()をクリックして、ファイルの前処理を中断します。点群ファイルが前処理され、使用できる状態になると、キャンセルボタンが消えます。

  • 準備完了: ファイルをアタッチすることができます。
  • 挿入済み:カレント図面にファイルが挿入済みです。
キャッシュオプションボタン()をクリックして、以下の2つのオプションを表示します。
キャッシュを削除
リストで選択した点群を削除し、ディスクキャッシュフォルダーから点群キャッシュを削除します。ファイルを削除ポップアップダイアログボックスが開くので、削除するかどうかを確認します。
ログファイルに移動
選択した点群のログファイルを既定のテキストエディターで開きます。

詳細

選択した前処理済み点群の使用可能なすべてのメタデータを表示します。

注: LGSxファイルの場合、使用可能なUCSの数も表示されます。点群をアタッチダイアログボックスで、アクティブなUCSを選択できます。また、アタッチされた点群インスタンスにアクティブなUCSを設定することもできます。そのインスタンスを選択し、プロパティパネルでUCSプロパティを更新します。
以下のフィールドは編集可能です。
データ名
点群名を表示します。
単位
点群単位を表示します。ドロップダウンメニューボタンをクリックし、リストから単位を選択します。
GIS座標系
点群GIS座標系を表示します。メニューボタンをクリックしてGIS座標系を選択ダイアログボックスを開き、GIS座標系を選択します。
WKT
GIS座標系に変換するWKT文字列を表示します。

アタッチ

点群をアタッチダイアログボックスが開き、カレント図面で点群ファイルをアタッチすることができます。

注:
  • 点群ファイルは、保存済み図面と未保存図面の両方にアタッチできます。
  • 複数の挿入は、同じ点群名または異なる点群名を持つことができます。