ALIGNMENTELEMENTBETWEEN [要素間に線形を作成]

選択した線形要素と線形要素の間に、新たに線形要素を作成します。

アイコン：

説明

新しい線形要素は、両側の接続要素の接線に作図されます。

Note: したがって、新しい線形要素は、選択した両側の線形要素によって拘束されます。

新たに作成する要素は、選択した種類に応じて、接続要素を編集するときに、その要素のパラメータのいくつかが保持されます。

接続要素と接続要素の間に新たに作成する線形要素としては、直線、曲線、緩和曲線、「緩和曲線-曲線-緩和曲線」の組み合わせ、「緩和曲線-緩和曲線」の組み合わせ、「緩和曲線-直線-緩和曲線」の組み合わせなどがあります。

直線

既存の曲線と曲線の間に、新たに直線要素を作成します。直線は、両側の接続要素の接線に作図されます。接続要素を編集しても接線関係は維持されます。

直線は、以下の要素の組み合わせの間に追加することができます：

Note: 選択した要素の向きにより、要素間の直線の作図方法が決まります。

曲線

既存の線形と線形の間に、新たに曲線要素を作成します。新しい曲線は、両側の接続要素の接線に作図されます。接続要素を編集しても、接線と曲線の半径は維持されます。

両側の接続要素のポイントの位置に新しい曲線が作成されます。曲線の長さは、接続要素を編集して調整することができます。

曲線は、最初に選択した要素と拘束のある緩和曲線の間を除いて、すべての要素の組み合わせの間に追加することができます。

Note: 曲線は、接続要素の種類、指定した曲線の半径、曲線解の角度(180°より大きい、または180°より小さい)により定義されます。選択した要素の向きにより、要素間の円の作図方法が決まります。

緩和曲線: 既存の線形と線形の間に、新たに緩和曲線要素を作成します。新しい緩和曲線は、両側の接続要素の接線に作図されます。接続要素を編集しても接線は維持されます。
Note: 自由緩和曲線は、選択した接続要素の種類と向きによって定義されます。緩和曲線は幾何的な解が1つなので、パラメータAや緩和曲線の長さなどのパラメータは指定できません。

緩和曲線-曲線-緩和曲線

既存の線形と線形の間に、新たに「緩和曲線-曲線-緩和曲線」の組み合わせを作成します。新しい組み合わせは、両側の接続要素の接線に作図されます。接続要素を編集しても、接線と曲線半径、および両側の緩和曲線の長さは維持されます。

両側の接続要素のポイントの位置に新しい組み合わせが作成されます。曲線の長さは、接続要素を編集して調整することができます。

接続要素を選択し、曲線半径と緩和曲線の長さを指定すると、選択した線形と線形の間に「緩和曲線-曲線-緩和曲線」の組み合わせが追加されます。

緩和曲線-緩和曲線: 同じ向きで異なる半径の既存の曲線と曲線の間に、新たに「緩和曲線-緩和曲線」の組み合わせを作成します。新しい組み合わせは、両側の接続要素の接線に作図されます。接続要素を編集しても接線は維持されます。
両側の接続要素のポイントの位置に新しい組み合わせが作成されます。緩和曲線のパラメータ(長さとパラメータA)は、指定したA1/A2(またはL1/L2)の比率により計算されます。
Note: 両側の接続要素のポイントの位置に新しい組み合わせが作成されます。曲線の長さは、接続要素を編集して調整することができます。

緩和曲線-直線-緩和曲線: 既存の曲線と曲線の間に、新たに「緩和曲線-直線-緩和曲線」の組み合わせを作成します。新しい組み合わせは、両側の接続要素の接線に作図されます。
Note: 両側の接続要素のポイントの位置に新しい組み合わせが作成されます。緩和曲線のパラメータは、接続要素を編集して調整することができます。

曲線解の角度: 180より大きいと180より小さいの間で切り替えます。
下図は、拘束のない直線と円弧要素の間に、解が「180°より小さい場合」と「180°より大きい場合」の曲線が追加されていることを示しています。

終点側緩和曲線の長さ: 終点側緩和曲線の長さを設定します。
下図は、拘束のない曲線と曲線の間に「緩和曲線-線分-緩和曲線」の組み合わせを作成して、始点側緩和曲線と終点側緩和曲線の長さを指定する場合を示しています。