BACTION [ブロックアクション]
ダイナミックブロック定義内のパラメータにアクションを追加します。

免責事項
試験モードにおけるBEDITによるダイナミックブロック定義の作成および編集は、まだ安定していない試験的な機能であり、将来的に削除される可能性があります。
MANAGEEXPERIMENTALFEATURESコマンド(またはEXPERIMENTALMODEシステム変数)を使用して、試験的な機能をオンまたはオフにしてからBricsCAD®を再起動します。
試験モードは、デフォルトでオフになっています。
重要: BricsCAD®を米国で購入した場合、または米国で使用する場合、この機能はご利用いただけず、ライセンスも付与されません。詳細は、EULAを参照してください。
使用方法
注: このコマンドは、ブロック編集でパラメトリックブロックを編集中は実行できません。
ダイナミックブロック定義のパラメータにアクションを追加することにより、ダイナミックブロック参照においてそのアクションが実行されたときに、ブロックの形状がどのように移動または変更するかを定義できます。
利用可能なアクションのタイプは、選択したパラメータによって異なります。
- 点パラメータ:移動、ストレッチ
- 円形状パラメータ:配列複写、移動、尺度変更、ストレッチ、円形状ストレッチ
- 直線状パラメータ:配列複写、移動、尺度変更、ストレッチ
- XYパラメータ:配列複写、移動、尺度変更、ストレッチ
- 回転パラメータ:回転
- 反転パラメータ:反転
- ルックアップパラメータ:ルックアップ
パラメータ、アクションタイプ、選択セット(アクションの影響を受ける形状)、アクションの場所を選択します。
コマンドオプション
- 配列複写
- 直線状・円形状・XYのパラメータに配列複写アクションを追加します。
- 移動
- 点・直線状・円形状・XYのパラメータに移動アクションを追加します。
- 尺度変更
- 直線状・円形状・XYのパラメータに尺度変更アクションを追加します。
- ストレッチ
- 点・直線状・円形状・XYのパラメータに移動アクションを追加します。
- 円形状ストレッチ
- 円形状のパラメータに円形状ストレッチアクションを追加します。
- 乗数
- BACTIONBARMODEシステム変数が0に設定されていてアクションが実行されたときに、関連付けられたパラメータの値を指定された距離だけ変更します。
- オフセット
- BACTIONBARMODEシステム変数が0に設定されていてアクションが実行されたときに、選択したパラメータの角度を指定された値だけ増加または減少させます。
- XY
- XYパラメータを選択した場合、アクションに適用される距離が、パラメータの基点からのX軸方向の距離、Y軸方向の距離、XYの両軸方向の距離のいずれかを指定します。
- 基点
- アクションの基点が、関連付けられているパラメータの基点に依存するか独立しているかを指定します。
- ポリゴン公差
- 指定したポリゴンによるアクションの境界領域(アクションによって変更される図形)を定義します。
- 元に戻す
- 最後のポリラインセグメントを元に戻し、1つ前の点から作図を続けます。