FLIPLINE [ブロックを線分で反転]
ブロックの図形を反転するために使用する線分を作成します。

アイコン:
エイリアス:PFLIP、PARAMETRICFLIP
使用方法
このコマンドは、2Dパラメトリックブロックで使用します。
FLIPLINEコマンドでは、ブロックの図形を反転させるための基準軸となる線を作図することができます。
特別なタイプのパラメータが自動的に作成され、反転線図形に関連付けられます。このパラメータには、反転無しと反転の2つの値があります。
注:
- 反転線を作成することは、LINEコマンドを使用して線を引くことと同じです。FLIPLINEコマンドの使用方法の詳細については、2D パラメトリックブロックの記事を参照してください。
- 既存のフリップラインによって既に影響を受けている図形にフリップラインを作成すると、予期しない動作が発生する可能性があります。
コマンドオプション
- 反転する図形を選択
- 反転する図形を選択できます。選択した図形に影響する拘束は反転されません。
- すべてを反転
- 図面内のすべての図形を反転対象として選択します。制約グループも反転します。
ブロックを反転させるには、以下の方法で反転パラメーターの値を変更します。
- パラメトリックブロックを選択し、反転パラメータのグリップをクリックします。
- パラメータマネージャパネルで、このパラメータにアクセスします。
- ブロックを選択してプロパティパネルを開き、パラメータセクションでパラメータにアクセスします。
反転パラメータを反転無しに設定すると、ブロックは作図されたときのデフォルト設定になります。反転パラメータ値を反転に変更すると、反転線を中心にブロックが反転します。
注: FLIPLINEEDITコマンドを使用して、反転操作を編集します。
注:
- パラメトリックブロック操作ジオメトリは、デフォルトでは作成後に表示されますが、パラメトリックブロックを含む図面を開くと非表示になります。PBLOCKOPERATIONSDISPLAYコマンドを使用して、パラメトリックブロック操作ジオメトリの表示/非表示を切り替えます。
- モデル空間のパラメトリックブロック参照にカーソルを合わせたときのパラメトリック操作ジオメトリの表示は、PBLOCKREFERENCEACTIONSVISUALIZATIONシステム変数によってコントロールされます(デフォルトはオン)。