POINTCLOUDSCAN2BIM [点群スキャンからBIM] (試験段階)
点群から床面と部屋を検出し、検出された部屋のソリッドを作成します。

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免責事項

POINTCLOUDSCAN2BIMは試験的な機能です。まだ安定していないため、将来削除される可能性があります。MANAGEEXPERIMENTALFEATURESコマンドを使用して、試験機能を有効または無効を設定してください。
試験モードはデフォルトで無効になっています。試験モードを有効または無効にするには、BricsCADを再起動する必要があります。
使用方法
このコマンドは、POINTCLOUDDETECTFLOORSコマンド、POINTCLOUDDETECTROOMSコマンド、および POINTCLOUDFITROOMSコマンドを1つに統合したものです。
点群を分析して床面と部屋を検出します。次に、検出された部屋に対応するソリッドを作成し、BIMINVERTSPACESコマンドを実行するオプションを提示します。
このコマンドは、法線ベクトル情報が使用可能な点群に対してのみサポートされます。
構造化点群データの場合、法線ベクトルは点群の前処理中に計算されます。法線がまだ計算されていない古いバージョンのBricsCADで点群が前処理されている場合は、最初にPOINTCLOUDNORMALSコマンドを使用します。
注: 法線ベクトルの計算には、HSPC形式で処理された点群が必要です。POINTCLOUDHSPCシステム変数とPOINTCLOUDNORMALSシステム変数の両方をオン(既定ではオン)に設定する必要があります。
非構造化点群データの場合、法線ベクトル情報が存在する場合は読み込まれ、コマンドで使用されます。それ以外の場合、コマンドは計算されず、コマンドはサポートされません。
注:
- バックグラウンド処理中も作業を続行することができます。
- 点群をスキャンしてBIMモデルを作成する半自動ワークフローについては、 点群スキャンからBIMワークフローの記事を参照してください。
コマンドオプション
- フル
- 点群全体を解析します。
- 選択
- 解析する点群領域を指定します。
- 編集
- コマンドを終了して、部屋のソリッドを編集できるようにします。
- Biminvertspaces
- BIMINVERTSPACESコマンドを起動します。